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ダイアローグ、au通信モジュール内蔵のモバイルノートPC「FlyBook」を発売

2008年01月09日 15時51分更新

文● 編集部 太田 渉

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 (株)ダイアローグ・ジャパンは9日、コンパクトノートパソコン「FlyBook」(フライブック)シリーズにて、au(KDDI(株))の「CDMA 1X WIN」対応の通信モジュールを内蔵した「FlyBookVM」「FlyBookV5」2製品を発売した。本日より直販サイト「FlyBook-Store」などで販売する。価格はFlyBookVMが27万8800円、FlyBookV5が27万3800円。2月9日までに購入し、「auパケット通信サービス」を契約したユーザーに対して、2万円をキャッシュバックするキャンペーンを実施している。

 両製品は2007円9月に発表(関連記事)されたものの、発売日は未定とされていた。内蔵モジュールは京セラ(株)製のPCI Express Mini Card型通信モジュール「KCMP」を採用する。下り速度最大2.4Mbps、上り速度最大144kbpsのデータ通信を、auのエリア内で利用できるのが特徴。パソコン本体から回線利用手続きが行なえる「auオンラインサインアップ機能」をプレインストールしている。

FlyBookVM

FlyBookVM(2007年9月発表時の画像)

 FlyBookVMは、2段ヒンジによりディスプレーが前後にスライドする「スワン・ネック」型の12.1インチ液晶ディスプレーを搭載するノートパソコン。外観のデザインなどは従来モデルからの変更はないが、スペックはCPUがCore Duo U2500(1.20GHz)からCore 2 Duo U7600(1.20GHz)に強化したほか、メインメモリーを1GBから2GBにするなど強化を図っている。

 そのほかの仕様は以下の通り。なお、カラーバリエーションとして「シルバー」「イエロー」「レッド」「ブラック」の4色を用意している。

FlyBookVM
CPU:Core 2 Duo U7600(1.2GHz)| メモリー:2GB| グラフィックス:Intel 945GM Expressチップセット内蔵
ディスプレー:12.1インチワイド 1024×768ドット| HDD:80GB| 光学ドライブ:搭載せず| 無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g、Bluetooth 2.0+EDR
サイズ:幅292×奥行き222×高さ25.8mm| 重量:約1.64kg| バッテリー駆動時間:約2.3時間| OS:Windows Vista Business


FlyBookV5

FlyBookV5(2007年9月発表時の画像)


 FlyBookV5は、8.9インチワイド(1024×600ドット表示)のタッチパネル対応液晶ディスプレーを搭載するモバイルノートパソコン。2軸回転ヒンジを採用しており、タブレットPCとしても利用できるのが特徴。FlyBookVMと同様に、CPUをCore Duo U2500(1.20GHz)からCore 2 Duo U7600(1.20GHz)に強化するなどのスペックアップを図っている。

 そのほかの仕様は以下のとおり。カラーバリエーションは「シルバー」「ゴールド」「ピンク」「ブラック」の4色を用意している。

FlyBookV5
CPU:Core 2 Duo U7600(1.2GHz)| メモリー:2GB| グラフィックス:Intel 945GM Expressチップセット内蔵
ディスプレー:8.9インチワイド 1024×600ドット| HDD:80GB| 光学ドライブ:搭載せず| 無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g、Bluetooth 2.0+EDR
サイズ:幅235×奥行き165×高さ29.5mm| 重量:約1.27kg| バッテリー駆動時間:約4.3時間| OS:Windows Vista Business

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