2台目需要を狙った新音声端末3機種とデータカード端末1機種
HONEY BEE(WX331K)
京セラ製の「HONEY BEE」(WX331K)は、デコラティブメール(HTML形式のメール)に対応する、薄さ9.9mmのPHS音声端末だ。カメラは非搭載となる。ウェブブラウザーにはOperaを採用し、ディスプレーは2インチQVGA(240×320ドット)液晶パネルを搭載している。連続通話時間は約7時間、連続待受時間は約610時間。本体サイズは幅約42×厚さ9.9×高さ120mm、重量は約73g。
WX330K
「WX330K」は、30代層を狙ったカメラ付きのスタンダードPHS端末。赤外線通信に対応し、microSDカードスロットを搭載する。ディスプレーは2.4インチQVGA(240×320ドット)液晶パネルを採用し、カメラは有効130万画素。連続通話時間は約7.5時間で、連続待受時間は約580時間。本体サイズは幅50×厚さ15.6×高さ103.5mm、重量は112g。
X PLATE(テンプレート)
「X PLATE」(テンプレート)は、セイコーインスツル(株)初となるPHS音声端末。データカード端末で定評がある同社の技術を活かして、ウィルコムのPHS端末では最軽量の64gを実現している。そのほか、中国で利用されているPIMカード(PHS回線情報などが登録されているSIMカード)のスロットを搭載し、PIMカードを挿せば中国でも利用できる。ローミングではないので、現地の回線を契約する必要があるが、市内での通話料が1分間3.2円、国内でも1分間11.2円と安いのが特徴。同社ではPIMカードのレンタルサービスも検討しているという。
メインディスプレーは1.8インチTFT液晶パネル(128×160ドット)を搭載、カメラは非搭載となる。連続通話時間は約5.5時間、連続待受時間は約500時間。本体サイズは幅47.3×薄さ11.5×高さ110mm。
機能拡充&ビジネスモデル
赤外線通信機能が付いて新色となった9(nine)+
2006年12月の発売以降、多数のカラーバリエーション・コラボモデルを発売している「9(nine)」において、赤外線機能を追加したモデル「9(nine)+」が今月31日より順次発売される。本モデルのカラーは「ブリティッシュブルー」「ポーラホワイト」「フレンチブラック」の3色。
PCカードスロットにすっぽり収まる「WS014IN」
W-SIMを挿入して利用するデータ通信端末としては、初となるPCカードタイプを採用した「WS014IN」。対応OSはWindows XP/Vista。