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JASRAC利用料支払いで赤字拡大?

ニコニコ動画は「理想に向けて一歩前進」

2007年10月30日 18時57分更新

文● 編集部 広田稔

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ドワンゴ「具体的な利用料率が決まってから」


── どういった経緯で、利用料支払いの協議を始めるに至ったのか?

ドワンゴ ニコニコ動画ではもともと、権利者に削除ツールを提供したり、ユーザーに対して啓蒙活動を行なうといった、権利保護の取り組みをしてきた。

 それと平行して著作権侵害に対して、コンテンツホルダーや権利者と何かしら方策をとるための協議も重ねている。その結果、JASRACに対して利用料を支払うことに至った。


── 現状、ニコニコ動画は「赤字」という状況がある(関連記事)。さらに利用料を負担するとなると、サービスの継続が難しくならないか。有料会員の利用料金を値上げするなど、ユーザーに金銭的負担が増えることはないか。

ドワンゴ 現状では、許諾条件が確定しておらず、利用料を支払う対象コンテンツがどれほどあるのかも調査できていない。協議が確定するまではコメントできない。有料会員料金の値上げも、現段階では判断できない。

 とはいえ著作権の問題をクリアーして、ユーザーがよりよく楽しめる環境を構築していかなければならないという考えはある。その意味で、理想に向けて「一歩前進した」と思う。


── JASRACの規定には、「サイト内の映像作品全ての利用責任を負うこと」とある。ニコニコ動画上の動画すべてを管理するためのコストは膨大なものにならないか。

ドワンゴ 利用料率の決定や、利用料を支払う対象コンテンツの数が判明しないと、コストの試算が行なえない。現時点でその影響は分からない。


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