Thermaltakeから水冷システムを標準搭載するPCケース「SwordM」(型番:VD500LBNA)が今週6日(土)に発売予定となっている。予価は7万9800円というモンスターPCケースだ。
E-ATXフォームファクタのマザーボードまで搭載可能な同ケースのサイズは240(W)×770(D)×650(H)mm(電源非搭載)。素材にアルミを採用した筐体は、全体をヒートシンクに見立てているということもあり、かなり頑丈な印象だ。また写真のように見た目のインパクトもなかなか強烈。移動に便利な取手を備える天板部分とサイドパネルは油圧式カムを装備し、開閉時には「プシュー」という音を立てながらゆっくりと開く仕組みだ。
ポンプや120mm角ファン2基を搭載するラジエーターといった水冷ユニット部分は、ケース背面にまとめて収納されており、そこからチューブが延びるという構造となっている。
ドライブベイは5インチ×4~6、3.5インチ×3のほか、オプションとなる7インチのタッチスクリーンLCDモニター用ベイ×1。またフロント×1/リヤ×2/天板×2と計6基の120mm角ファン(回転数1300rpm/17dB)を搭載する。水冷システム標準搭載という点を考慮しても、7万9800円という販売価格はお世辞にも安いとはいえない。ただ、製品を実際に見てみると「確かにそのくらいはするかも」と思わせる見事な仕上がりとなっているのも事実。今日からT-ZONE.PC DIY SHOPで展示中なので、購入前にまずは実機を見てからでも遅くはないだろう。6日から販売を予定しているのは、高速電脳とサンプル版を展示中のT-ZONE.PC DIY SHOPだ。