ホームプロジェクターの巻き返しが始まる!?
新製品発表会に伴い、同社は製品発表会を都内で開催した。発表会では、セイコーエプソンの業務執行役員 情報機器事業本部長の小口 徹氏が登壇。プロジェクターについて「ワールドワイドではビジネスを中心に、まだまだ市場は広がっている」とし、プロジェクター普及はこれからも進むと強調した。
また、同社はプロジェクターに関して、国内で30%のトップシェアを誇っているとし、ホームプロジェクターに関しては「一般のお客さんにはまだまだ浸透していない」とした。今後新製品の投入で「将来は一般家庭に浸透するんではないか、と確信している」と語った。
さらにエプソン販売の代表取締役社長の平野精一氏は、現在主流となっている液晶テレビと比較してプロジェクターは「画面サイズに対する価格パフォーマンスが高い」ことを強調。また、持ち運べることや収納できることは大きなアドバンテージだとし、今回持ち運びができる機種を投入することで、家庭内での「ポジショニングを確固たるものにしたい」と、ホームプロジェクター巻き返しに意欲を見せた。そのPR活動におけるキーワードが、どこにでも置けて、いろいろな楽しみ方ができるという「どこでもドーン」「なんでもドーン」だという。
長澤まさみさん、“ドーン”と登場
発表会の最後には、今回の製品のCMキャラクターを勤める女優の長澤まさみさんが登場。EMP-DM1を持って登場するなど、軽さと小ささをアピールした。