ハードディスクの取り外しは簡単。温度センサーの取り付けを忘れずに!
最大の難関であるiMacの液晶パネルの取り外しが終われば、ハードディスクの換装作業を残すのみ。ここまでの工程と比べると難易度は低い。
液晶パネルを外すと、中央部分に緑色の基板が露出しているのが見える。これがハードディスクの制御基板だ。ハードディスクを本体に固定しているのは上部にあるレバー。まずは、レバーの左右に見えるネジをT8サイズのトルクスドライバーで外したあと、レバーを左側にスライドさせる
レバーを外したあとは、中央に見える長方形のスポンジを剥がす。スポンジの裏には温度センサーがあり、ハードディスクに両面テープで固定されている。温度センサーはファンの回転数の制御などに関わる重要なパーツだ。センサーを取り除いたあとに上方にハードディスクを持ち上げれば、マウンターから外れる。最後に、左側のSATAと電源のコネクターを引き抜けばOK
シリアルATAの7200回転/分の3.5インチハードディスクは、500GBクラスで1万2000円〜、750GBクラスで2万5000円〜、1TBクラスで4万6000円〜で入手できる。アップルストアのBTOよりも安価であるうえ、標準搭載の320GBのハードディスクもケースなどに入れて使い回せる。あくまでも自己責任だが、腕に自信のあるユーザーは換装にチャレンジしてみるのもいいだろう。
