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新機種リポート:iMac (Mid 2007) Vol.3

オドロキの分解方法!! 新iMacのメモリーとハードディスクを交換する

2007年08月16日 18時25分更新

文● MacPeople編集部

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メモリーは4GBまで搭載可能。作業時は「ベロ」の扱いがポイント


iMacでユーザーがアクセスを許されているのは、液晶モニター底面にあるメモリースロットのみ。新しいチップセットを採用した新iMacは、MacBook Proと同様に4GBまでのメモリーを搭載することが可能だ。今回は(株)トイコムの協力を得て、2GBモジュール×2枚を装着していく。

柔らかい布など広げて、その上にiMacの液晶面を下にして置く。液晶のカバーはガラスなのでキズが付かないように注意したい。メモリースロットは本体底面にあり、唯一露出しているネジをプラスドライバーで外せばいい。なおスタンドの底面には、メモリーの取り付け方法が図入りで解説されている

カバーを外すと、2基のメモリースロットが横一列にならんでいるのが見える。各スロットからはベロが出ており、これを引っ張ることでメモリーモジュールが外れる仕組みだ。ただし、ベロは引き抜くだけではほとんど動かない。左右に振りながら引っ張れば、簡単にモジュールを取り外せる。モジュールはスロット左右にあるレールに沿わせて本体に挿入し、しっかりと押し込めばいい。最後にモジュールを覆うようにベロを収納すれば完了だ

2GBモジュールを2枚差すことで4GBのメモリーを使える。従来のiMacでは、4GBを認識できたがチップセットの制限から実際に使えるメモリーは3GBだった。中央が新iMac、右が旧iMacの「アクティビティモニタ」でチェックしたメモリーの利用可能量

なお、メモリーの提供先であるトイコムでは8月中旬現在、新iMac対応のPC2-5300 DDR2 667 200ピンの4GBメモリー(2GB×2枚のセット)を永久保証付きで2万3000円前後で販売している。メモリーの価格は上昇に転じており、トイコムによると今後は販売価格がアップする可能性が高いとのことだ。


(次ページに続く)

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