ケーブル配線もひと工夫されており、マザーボード搭載部とドライブ搭載部に段差を付けることで、ケーブルが背面だけで結束ができる構造になっている。もちろん筐体内部のエアフローを妨げる心配もない。その他、フロント上部に設けられたI/O部には、ケース標準装備というのは珍しいeSATAポートをはじめ、USB/IEEE1394/Audioの各種端子を搭載。組み込み用ネジ類やロック用のキー、結束バンドなどの小物類を収めた付属アルミ製ケースも高級感あるものとなっている。
今日から展示を開始したのは高速電脳(予価3万2550円)とツクモケース王国(予価3万2000円前後)、フェイス秋葉原本店(予価3万2970円)。発売日当日には上記の3つを含めた複数のショップで販売が始まる予定だが、初回の流通量は少なめとのこと。価格も当初メーカー関係者から聞いていた店頭想定価格(3万6000円~3万7000円)よりかなり安価な設定で、人気のケースとなる可能性は大。お盆休みを利用して自作しようと考えている人は、予約をするなど早めに行動したほうがよいだろう。