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マクロスプラスの名シーンが蘇る! 敵に本拠地に向けてフォールド開始!

2007年06月29日 22時30分更新

文● 師 忍

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 ガンダムと並ぶ日本を代表するリアルロボット系アニメ「超時空要塞マクロス」。その中でもOVA「マクロスプラス」は劇場版も公開されるなど人気の高かったシリーズだ。そのマクロスプラスで主人公が使っていた機体が“YF-19”という可変戦闘機。同じくマクロスシリーズの中で「マクロス7」には“VF-19”という機体が主役機として登場する。これは、この“YF-19”が量産されるようになって“VF-19”へと改められたのだ。マクロスプラスでは、量産化決定を巡る採用試験を舞台にした外伝的エピソードとなっているため、型番が異なるのだ。

大きな箱がセットモデル、小さな箱がブースターパック単体だ。しかし、ブースターパック単体でも結構な箱のサイズとなっている

 今回YAMATOが発売したのは、劇中でも登場したYF-19に搭載できる「フォールドブースター」と「ファストパック」の1/60スケールパーツセットモデル。同スケールのYF-19モデル自体は以前に発売となっているが、今回新たに上記のパーツと組み合わせたセットモデルも発売になった。この「フォールドブースター&ファストパック」の単体が店頭での販売価格が5000円程度、セットモデルの「YF-19 w/フォールドブースター&ファストパック」が、2万3000円程度となっている。

YF-19 w/フォールドブースター&ファストパック

こちらは、YF-19とのセットモデル。パッケージを開けると、ブースターパックの下にYF-19の姿も見える。しかしパッケージの構造からみると、主役はブースターパックのようだ

フォールドブースター&ファストパック

こちらがブースターパック単体パッケージ。パッケージの説明を見れば、どこにつくパーツか一目瞭然だ

 “フォールドブースター”がどんなアイテムかというと、YF-19単体でフォールド航行を行なうためのシステムだ。といっても “フォールド航行”が何か、というのも解説しないといけないだろう。これはマクロスの世界における光速を越える移動方法、いわゆる空間を跳び越える“ワープ”系の移動方法だ。フォールド空間という超空間に突入し、移動することで長距離移動を可能にする。当初は宇宙戦艦など大型な機体でのみ利用できた技術だったが、このブースターを使うことで戦闘機サイズでも実現できるようになった。作中では最後の決戦の舞台へと主人公が移動するのに利用され、そのフォールド空間の移動シーンは、マクロスプラスを代表するシーンの1つと言える。虹色のきらめく空間をYF-19が飛行している姿は、当時非常に幻想的なシーンだった。

ブースターパック

これがブースターパック。先頭部分にLEDが見える。クリアパーツが多いのは、電飾パーツがついているからというのもあるようだ。ブースターパック単体での展示も行なえるスタンドもついている

 今回の「ブースター」セットは、以前発売された「YF-19」への搭載がもちろん可能。すでに機体を持っている人は、単体で購入すればいいというわけだ。注目ポイントは、LEDギミックを搭載していること。色が変化していくLEDを点灯させると、フォールド空間を飛行しているかのように見える。思わず周囲も虹色の円筒で囲ってみたくなるほどだ。製品紹介サイトに、LEDギミックの動作映像があるので、そちらも併せて見てみよう。

サンプル

ブースタパックは、飛行機状態、マクロス的にはファイター状態で使うアイテムだ

サンプル

YF-19自体は、変形途中のような形態の“ガウォーク”、人型の“バトロイド”にも変型できる

 また既に購入した人はメーカーサイトに注意が載っているので、確認しておくといいだろう。取扱説明書の説明画像が間違っており、スイッチのオンオフが逆さまに掲載されているそうだ。詳しくは、メーカーサイトを参照して欲しい。

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