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シリーズ【疑問】 第5回

“ホワイトプラン”VS“2in1”

2007年06月13日 19時45分更新

文● 編集部

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仕事とプライベートで分けたい場合


 仕事とプライベートで番号を分けたいと考えてる人にとって重要なのが、支払いをどうするかということだ。2in1では、メインの番号とサブの番号で請求書を分けることはできるが、月額基本使用料は全額メインの番号の請求書に含まれる。1台は会社、1台は個人で支払うような場合、2in1では支払いの線引きが難しくなるので、自営業の人以外はホワイトプランを利用して支払いをしっかり分けるのが現実的だろう。


利便性で判断した場合


 「1台目も2台目もバリバリ使う」という人にとっては、料金以上に利便性が重要になってくるだろう。2in1は、持ち歩くケータイが1台で済む反面、さまざまな制約がある。例えば電話帳の最大登録件数はメインとサブ2つの番号で共用なので、電話帳の登録数が多い人には痛い点だ。当然バッテリーも共用することになるので、バッテリー切れの可能性が高くなる。ウェブメールの操作性や、メインとサブの番号を切り替えるたびに、端末暗証番号の入力が必要な点も気になるだろう。

 荷物が増えることになるが、快適に2台目を使いたいのであれば、ホワイトプランを利用して2台持ち歩くのがお勧めだ。


手軽に使えるのはホワイトプラン


 以上ざっくりとではあるが、ケース別にどちらがお勧めかを紹介してみた。人によって重視する点は違うので一概にどちらがいいとは判断できないが、総合的に判断するとホワイトプランの方が安価に済ませられる場合が多い。特に端末の導入コストが安いのが大きな利点だ。

 もちろん、ケータイを2台持ち歩きたくない人や、ソフトバンク以外に通話をたくさんする人、もともとドコモユーザーで904iシリーズに買い替えてもいいと思っている人などは、2in1を利用するのがいいだろう。

 ただし注意してほしいのが、ホワイトプランの落とし穴についてだ。実はソフトバンクのケータイには実質2年間の縛りがある。ソフトバンクのケータイを一番安く手に入れる方法は、新スーパーボーナスの2年払いを選択することなので、ほとんどの人がこの支払いを選ぶ。しかし、途中で解約すると残金を一括で払う必要があり、しかもその請求は割引が適用されてないもともとの金額なので、何万円単位の請求が一気に来るのだ。ホワイトプランを利用する場合、この点を忘れないでほしい。

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