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日本ジオトラストがグローバルサインに社名変更 SSL認証局として世界進出へ

2007年05月30日 19時53分更新

文● アスキービジネス編集部

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GMOインターネットグループの日本ジオトラスト株式会社は、ベルギーのSSL認証局「グローバルサイン」を買収したことに伴い、グローバルサイン株式会社に社名を変更した。同時に欧州や米国での販売戦略を含めた世界戦略を発表した。


GMOグループ初の世界展開


 SSLの第三者認証期間である米ジオトラストの販売代理店として、2003年5月から活動してきた日本ジオトラスト株式会社がグローバルサイン株式会社に社名変更を行なった。

 今回の社名変更の発端は、昨年5月におきた米ベリサインによる米ジオトラストの買収。これによって同社が国内で競合していた日本ベリサインが米ジオトラストの商品を販売できるようになった。この状況を、グローバルサイン株式会社 代表取締役 中條一郎氏は「競合会社によってサービス提供元が買収され、サービスの供給やサポートの品質維持が極めて不透明になった」と語った。

グローバルサイン株式会社 代表取締役 中條一郎氏

グローバルサイン株式会社 代表取締役 中條一郎氏

グローバルサイン株式会社 代表取締役 中條一郎氏

 それを受けて、日本ジオトラストは昨年10月にベルギーのSSL認証局「GlobalSign NV」を買収し、さらには米ジオトラストのヨーロッパでの代理店だった「GeoTrust Europe」も「GlobalSign Ltd.」に改称して子会社化。GlobalSign NVを手に入れることで、「認証局の販売代理店から、認証局」(中條氏)へ立場が変わり、日本国内でリセールだけを行う状況から、グローバルで独自の製品を設計・開発できるようになったという。

 グローバルサインでは、2007年7月2日から新たにドメイン認証サーバ証明書や、SGCへの対応、SSL証明書の管理ツールの提供などを行なっていくという。さらには、将来的にEV SSLへの対応、コードサイニングやAdobe CDS、クライアント証明書などの発行サービスの開始や、IPアドレスを持たないドメインに向けたSSL証明書の発行やドメイン取得と連携したSSL証明の発行などの商品開発を行っていくという。

 また、既存の日本とヨーロッパに加え、7月には最大の市場である米国にオフィスを設立し、年内をめどに中国・上海へも進出する予定。「市場規模の大きい北米と成長率が高い欧州・アジアで展開する」(GlobalSign Ltd.代表取締役社長 ポール・トゥレー氏)いくとして同社の世界戦略を明らかにした。

GlobalSign Ltd.代表取締役社長 ポール・トゥレー氏

GlobalSign Ltd.代表取締役社長 ポール・トゥレー氏

GlobalSign Ltd.代表取締役社長 ポール・トゥレー氏

 グローバルサインの親会社であるGMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長の熊谷正寿氏は「Google、Yahoo!、VeriSignとインターネット上で大きなシェアを占める会社はすべて米国発。グローバルサインを日本発の会社としてがんばっていくのでぜひ応援して欲しい」と語った。

GMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長の熊谷正寿氏

GMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長の熊谷正寿氏

GMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長 熊谷正寿氏

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