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アルミボディーを採用し、ブラック/シルバーの2色をラインナップ

東芝、“gigabeat U”シリーズの新製品『gigabeat U102/202』を発売

2007年05月11日 17時03分更新

文● 編集部

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(株)東芝は11日、フラッシュメモリーと1.1インチ有機ELディスプレーを搭載したデジタルオーディオプレーヤー“gigabeat(ギガビート) U”シリーズの新製品として、質感を重視したアルミボディーとブラック/シルバーの本体カラーを採用した2モデルを、19日に発売すると発表した。メモリー容量が1GBの『gigabeat U102』と、2GBの『gibabeat U202』の2製品をラインナップする。価格はオープンプライス。予想実売価格はgigabeat U102が1万5000円前後、U202が1万8000円前後。

gigabeat U102(シルバー)

gigabeat U102(シルバー)

gibabeat U202(ブラック)

gibabeat U202(ブラック)

gigabeat U102とgibabeat U202は、20代から30代の男性を主なターゲットとし、ブラック/シルバーの本体カラーを採用したデザインを特徴とする。また、3月に発表された『gigabeat U101/201』がプラスチックボディーを採用していたのに対し、アルミボディーを採用した。

スペックや機能はgigabeat U101/201と同様で、“DCTSC-⊿∑1ビットDAC”方式を採用したLSI『TC94A82XBG』を搭載。回路内の抵抗やトランジスターの数を減らすことでデジタル信号をアナログ信号に変換する際に発生する音声信号の劣化を少なくするDCTSC(Direct Charge Transfer Switched Capacitor)方式と、音声信号の処理を1bitごとに高速で行なう“⊿∑1bit方式”を組み合わせて、高音質化を実現している。FMラジオに楽曲を送信できるFMトランスミッター、FMラジオやほかのgigabeat Uシリーズなどから音楽を受信できるFMチューナー、オーディオ機器を接続して直接楽曲を本体のメモリーに録音できる“ダイレクト録音機能”、録音した音楽を自動的に曲ごとにファイル分割する“オートシンク機能”を搭載する点もgigabeat U101/201と同様である。

録音時間はgigabeat U102が約16時間、U202が約32時間(いずれもWMA/MP3、128kbpsの場合)。再生できるオーディオファイル形式はWMA/MP3/WAV(PCM)で、サンプリング周波数は22.05~48kHz、ビットレートは16k~320kbpsに対応する。著作権保護技術は“Windows Media DRM 10”に対応している。楽曲の転送にはWindows Media Player 11/10/9を利用する。

インターフェースはUSB 2.0/1.1。電源は内蔵リチウムイオンバッテリーを利用し、連続再生時間は約20時間。充電はUSBバスパワー、または別売りのUSB接続ACアダプターで行なえる。本体サイズは幅36.2×奥行き11.4×高さ76.7mm、重量は約42g。

対応OSはWindows Vista/XP/2000 Professional/ME、対応機種は、Windows Vistaの場合クロック周波数800MHz以上(1.5GHz以上推奨)のCPUと512MB以上(1GB以上推奨)のメモリーを搭載したPC/AT互換機。それ以外のOSの場合は、300MHz以上のCPUと128MB以上(512MB以上推奨)のメモリーを搭載したPC/AT互換機。エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)の音楽配信サイト“MUSICO”(ミュージコ)で500円分の楽曲をダウンロードできる専用ダウンロードカードが付属する。

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