(株)東芝は27日、携帯メディアプレーヤー「gigabeat V」シリーズの新製品として、ワンセグの電波受信状況が悪い環境でも映像を補完して滑らかに表示する技術「トギレナイザー」を搭載した「gigabeat V41」を10月19日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は3万円前後。
gigabeat V41は、ワンセグ視聴時において、電波状態の悪い環境で欠落した映像ブロックを、周囲の正しい映像ブロックから予測して補完することにより、映像を滑らかに表示する技術「トギレナイザー」を搭載したのが特徴。また、SDカードスロットを搭載しており、SDメモリーカードにワンセグ番組を直接録画したり、本体に録画した番組のムーブが可能。本体には4GBのフラッシュメモリーを内蔵しており、約20時間のワンセグ番組を録画できる。
再生可能なファイル形式は、音楽がWMA(Windows Media DRM 10対応)、WMA 9 Lossless、MP3、WAV。動画はWMV、静止画はJPEGを再生・表示できる。液晶ディスプレーは3.5インチQVGA液晶パネルを搭載。インターフェースはUSB。本体サイズは幅115×奥行き23.5(最薄部14.2)×高さ75mm、重量は約168g。電源は内蔵リチウムイオンバッテリーを利用し、連続使用時間はワンセグ視聴が約10時間、ワンセグ録画が約20時間、音楽再生が約40時間、動画再生が約13時間。