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東芝、「gigabeat U205/U206/U104」を発売

2007年11月05日 20時21分更新

文● 編集部 若林健太

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 (株)東芝は5日、フラッシュメモリーと1.1インチ有機ELディスプレーを搭載したデジタルオーディオプレーヤー「gigabeat(ギガビート) U」シリーズの新製品として、「gigabeat U205」「gigabeat U206」「gigabeat U104」の3機種を今月9日に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライス。予想実売価格はU205/U206が1万5000円前後、U104は1万円前後。

シャイニーゴールド

シャイニーゴールド

エンジェルピンク

エンジェルピンク

ミスティーブルー

ミスティーブルー

gigabeat U205(外観はU104も共通)

インディゴブルー

インディゴブルー

マルスレッド

マルスレッド

ショコラブラウン

ショコラブラウン

gigabeat U206

 従来モデルとの違いは、U205U104の外観はU205と共通)、U206ともに3色のカラーバリエーションを用意したことと、(株)オーディオテクニカが技術協力してスペシャルチューニングを施したというカナル型ヘッドホンを付属させた点にある。ただしU104にはこのカナル型ヘッドホンは付属しない。なお、U205とU206の違いは外観のみで、本体仕様は同等である。

 3機種ともに従来のgigabeat Uシリーズと同様、「DCTSC-⊿∑1ビットDAC」方式を採用したLSI「TC94A82XBG」を搭載する。これは回路内の抵抗やトランジスターの数を減らすことで、デジタル信号をアナログ信号に変換する際に発生する音声信号の劣化を少なくするDCTSC(Direct Charge Transfer Switched Capacitor)方式と、音声信号の処理を1bitごとに高速で行なう「⊿∑1bit方式」を組み合わせたもの。

 また、FMラジオに楽曲を送信できる「FMトランスミッター」、FMラジオやほかのgigabeat Uシリーズなどから音楽を受信できる「FMチューナー」、オーディオ機器を接続して直接楽曲を本体のメモリーに録音できる「ダイレクト録音機能」、録音した音楽を自動的に曲ごとにファイル分割する「オートシンク機能」を搭載する点も従来機種同様に搭載する。ただしU104に関しては、FMチューナー/トランスミッター機能が省略されている。

 録音時間はgigabeat U104が約16時間、U205/U206が約32時間(いずれもWMA/MP3、128kbpsの場合)。再生できるオーディオファイル形式はWMA/MP3/WAV(PCM)で、サンプリング周波数は22.05~48kHz、ビットレートは16k~320kbpsに対応する。著作権保護技術は「Windows Media DRM 10」に対応している。楽曲の転送にはWindows Media Player 11/10/9を利用する。

 インターフェースはUSB 2.0/1.1。電源は内蔵リチウムイオンバッテリーを利用し、連続再生時間は約20時間。充電はUSBバスパワー、または別売りのUSB接続ACアダプターで行なえる。本体サイズ/重量はU104/U205が幅36.2×奥行き10.9×高さ76.5mm/約36g、U206が幅36.2×奥行き11.4×高さ76.7mm/約42g。本体カラーはU104/U205がシャイニーゴールド、エンジェルピンク、ミスティーブルーの3種類。U206がインディゴブルー、マルスレッド、ショコラブラウン(ショコラブラウンのみ12月発売)の3種類。

 対応OSはWindows Vista/XP/2000 Professional/ME。

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