セクシーなレースクイーンたちがいっぱい
「チーム名が呼ばれたら、ステージ中央まで歩いていき立ち止まってポーズ……」
そんな軽い打ち合わせをしていると、Hayateさんがチーム用の“グループリスト”を作成してくれました。要はメーリングリストのようなもので、そのグループ内だけでチャット会話ができるようになるものです。(Hayateさんを知らない私は「誰?」と思いながら)オファーされるままにグループに登録。入るやいなや、Hayateさんから今度は神の声……。「操り糸を配る」。なんですか~それは……。
「ありがと~、糸もらいます」「はぁい」と仲間の女の子たちが受け取っている。どうやら、この糸さえ持っていれば、Hayateさんが、私たちの踊りをコントロールしてくれるということらしい。「糸が切れた」「スピーチは、ちーさんお願いね」「うわっ、何も考えてないよ」「一列に並んでおこう」「泥縄もいいとこだな」「AOがオフにできないぃ」「直前でグループ作って糸つなげる身になってくれ」と何だか、すさまじい勢いで数分が過ぎると、アナウンスが入りました。
「次はチームTravelerで~す!」
あ~いよいよだ。さっそうとステージ中央に向かって歩いていく5人。ああ“セクシーウォーク”をゲットしておいて良かった。「決めポーズはあれとあれを使おう」とか考えごとをしていたら、足を踏み外して、ステージ下の運河のような場所に落ちてしまった!!!! 「だれか~、テレポして~」。やっとの思いで、ステージに到着、合流に成功。Hayateさんのコントロール下で、ブレイクダンスを始める私たち。そして「たぶん下に落ちました~…ぁう」と声が。もうひとりのメンバーも落ちたらしい……。「動き激しすぎるのかもw」「ならんでー」「正面向いてw」と踊りの最中も混乱は続き、hayateさんから「つーか、衣装バラバラな時点でダメだねw」のダメだしの一言が…。あうぅ。
結局1位になったのは、M.A.R.team。写真を撮り損ねましたが、もんぺセットに防空頭巾という衣装の飛鳥国防婦人会は2位に!
私はもうなんだかへとへとだったけれど(そして、セカンドライフの中から私の帰りを待つ実社会の仕事をたくさん抱えていたけれど)、ここまできてレースを見ないわけにはいかなかったのです。