このページの本文へ

米セールスフォース・ドットコムがECM市場に参入、今年後半に「Salesforce Content」を開始

2007年04月16日 23時15分更新

文● アスキービジネス編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

米セールスフォース・ドットコムは、今年後半にもECMシステム市場に参入する。3月に買収した米コーラル・テクノロジーズの技術を基盤に、非構造化データの管理に対応したアプリケーションをSaaSモデルで提供する。


“Web2.0”的な概念を取り入れた非定型コンテンツ管理サービス


 米セールスフォース・ドットコムが発表したのは、SaaSモデルで提供されるECM(Enterprise Content Management)ソリューション「Salesforce Content」。Salesforce Contentは、開発プラットフォーム「Apex Content」とコンテンツ管理アプリケーション「Salesforce ContentExchange」から構成される。

 Apex Contentは、Office文書やHTML、映像/音声ファイル、電子メールなどの非構造化データを扱うSaaSアプリケーションのプラットフォーム部分を提供する。具体的には、ワークスペース管理機能、履歴管理機能などを持つライブラリサービス、タグ分類機能、全文検索用のインデックス作成機能、ワークフロー機能などを提供する。Apex Contentを使うことで、Salesforce上で動作するアプリケーションは非構造化データの管理・共有を行なう機能を呼び出して利用可能になるとともに、コンプライアンス/臨床試験/デジタル資産管理などの新たなアプリケーションを作成できるようになる。

 もうひとつのSalesforce ContentExchangeは、実際にApex Contentを使って開発されたECMアプリケーションとなる。従来型のフォルダベースの管理方法ではなく、タグやコメント、推薦などのコミュニティ機能に特徴を持ち、Ajaxインターフェイスの採用などと併せてWeb2.0の概念を取り込んだのが売りだという。

 いずれも今年後半にサービスを正式発表、開始する予定で、現時点では価格は公表されていない。なお、開発にあたっては、今年3月にセールスフォースが買収した米コーラルテクノロジーズの技術をベースに構築する計画だ。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ビジネス・開発

    いますぐ捨てたいITサービスは? AI推しにそろそろ飽きてません? 情シスさんのホンネを「ゆるっとナイト」で聞いた

  2. 2位

    ITトピック

    「AI導入で人員を減らしても収益は増えない」その理由/「専任情シス不在」中小企業の3社に2社/ユーザーアカウント流出が加速、ほか

  3. 3位

    エンタープライズ

    基盤も古いし、コードも酷い! そんなクエストにGitHub Copilotで試行錯誤しまくった「みんな」こそ最高

  4. 4位

    Team Leaders

    Power AutomateでSharePoint APIを使う ― SPOリストを自動作成するフローを作ろう

  5. 5位

    sponsored

    完全自動運転の実現へ、チューリングが開発基盤にGMO GPUクラウドを選んだ理由

  6. 6位

    ソフトウェア・仮想化

    日本の自治体がみんな使っている「ManageEngine」 IT運用のすべての課題解決を目指す

  7. 7位

    クラウド

    「すでに開発コードの4分の3はAI生成」 Google Cloud CEO、エージェント時代の戦略を語る

  8. 8位

    スマホ

    ここまで便利なのか! 子どもの居場所を90秒間隔で教えてくれる、安心の見守りガジェットがすごいぞ

  9. 9位

    ビジネス・開発

    「粗悪記事」「ゼロクリック」「搾取」からクリエイターをどう守るか? AIに強いnoteが挑む創作エコシステム

  10. 10位

    ソフトウェア・仮想化

    AIエージェントを野放しにしない ― ServiceNowは“AI司令塔”で自律とガバナンスを両立

集計期間:
2026年05月11日~2026年05月17日
  • 角川アスキー総合研究所