現役金融マンのフィンテック眼
金融・フィンテック業界の最新トピックスを深堀り・裏読み解説。他では読めない、現役金融マンならではの視点をお届けします。
2021年09月21日 07時00分更新
文● 久我吉史(ASCII FinTech記者)
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2021年09月21日 07時00分
ASCII FinTech
第8回 PayPayと金融機関を直接つなぐかもしれない、メガバンクが合同設立したことら社の決済インフラ
メガバンクが、少額決済・送金のインフラ整備に乗り出す。これはPayPayや楽天PayなどのQRコード決済、個人間送金アプリへの対抗か? それとも、共存策なのか? 本稿でまとめてみた。
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2021年08月23日 07時00分
ASCII FinTech
第7回 りそなHDがNTT、IBMと組む“金融デジタルプラットフォーム”でメガバンクへ攻勢に出る
りそなホールディングスが新たな金融デジタルプラットフォーム開発を発表した。API(Application Programming Interface)を用いて、オープンなインフラを提供するとし、NTTデータ、日本IBMと共に構築を進める。そのために必要な覚書を2021年7月14日に3社が締結した。りそなグループの狙いは何か。NTTデータと日本IBMが持つソリューションをどのように活用するのか。
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2021年08月06日 07時00分
ASCII FinTech
第6回 Googleがあえて”弱小な”pringを買収した狙いとは? キーワードは「Apple対抗」と「スーパーアプリ」
Googleが、QRコード決済・送金サービスを手掛ける「pring」(プリン)を買収した狙いは何か。さまざまな新聞やウェブメディアで考察されているが、「日本での金融サービス参入」や、「Google Payの機能強化」といった部分は自明だ。
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2021年07月26日 09時30分
ASCII FinTech
2021年以降のフィンテックを考える上で欠かせないキーワード「組込型金融」とともに解説
第5回 GMOあおぞらネット銀行のAPI戦略が写す未来のフィンテックの姿とは?
2021年7月6日に発表した中長期の事業戦略では、3つのNo.1を目指す戦略を発表。他の銀行とは一線を画した戦略で、顧客獲得に乗り出す。
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2021年07月21日 20時00分
ASCII FinTech
第4回 情報銀行サービス「Dprime」を始めた三菱UFJ信託銀行の狙いと特長とは?
2021年7月1日に、三菱UFJ信託銀行が開始した情報銀行サービス「Dprime」(ディープライム)を、読者の皆さんはご存知だろうか。本サービスでは、Dprimeが個人と企業とをつなぐ仲介役となる。
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2021年07月12日 07時00分
ASCII FinTech
第3回 なぜ、みずほ銀行がMaaS支援?普及に欠かせない要素は何か
次世代の交通サービス「MaaS(Mobility as a Service)」の支援に、金融機関であるみずほ銀行が乗り出す。 一見すると、交通サービスと金融は縁遠いように見えるが、実は金融はMaaS普及に欠かせない立役者になる。そもそもMaaSとは何か、どのような仕組みか、Osaka Metro Groupとみずほフィナンシャルグループの事例を基に、金融が立役者になる背景を本稿で解説しよう。
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2021年07月05日 08時00分
ASCII FinTech
第2回 クラウド会計freeeが発行する「freeeカード Unlimited」は何が凄いのか?
クラウド会計を手掛ける「freee」が、法人向けのクレジットカード事業に参入する。このカード、実は、フィンテックの視点では、既存のクレジットカード事業と比べて飛び抜けた特徴がある。本稿では、「freeeカード Unlimited」がなぜ飛び抜けていると言えるのか、またfreeeが参入する目的や背景を、周辺にある金融業界の事情やfreee社の発表内容を基に考えてみたい。
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2021年06月21日 07時00分
ASCII FinTech
第1回 後払いサービスの進化系「ポストプライシング」が持つ潜在能力とは?
ポストプライシングがもたらすメリットや、ポストプライシング実現に必要な技術領域には何か。ネットプロテクションズ社の事例をもとにまとめてみた。