現地時間9月12日午前10時(日本時間9月13日午前2時)から開催された「Apple Special Event」。ASCII.jpでも報じられているように、このイベントでは新しいiPhone「iPhone 8/8 Plus」と「iPhone X」、セルラー対応の「Apple Watch Series 3」や4K HDR対応の「Apple TV」が発表されました。
このイベントは毎年、アップルのWEBサイト上でライブ配信され、日本にいる私たちも、現地へ赴く関係者やメディアの人々と同じように、新しい製品の情報をリアルタイムに知ることができます。日本では時差で深夜の出来事であるにも関わらず、その様子をネット越しに見守り、その結果、翌朝、眠い目を擦りながら仕事をこなす方もきっと多かったでしょう。
さらには、アップルの新しい製品の発表を受け、日本ではソフトバンクが「ソフトバンクの新サービスに関する発表会」を9月13日に開催。こちらもApple Special Eventと同様に、発表会の模様がライブ配信されました。
メディアが集まる発表会や記者会見の様子を、そのままライブ配信でユーザーにもリアルタイムで中継するような事例は、海外だけではなく、日本でも当たり前のものとなっていますが、実は、毎年「企業の商品やサービスの新しい発表があるごとに、いまのライブ配信メディアの利用動向も伺い知ることができる」のです。
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