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第4回 見える&つなぐ!ヤマハのネットワーク レビュー&レポート

失敗しないスイッチ選び、TECH.ASCII.jpのオオタニが教えます。

スイッチはどれも同じなのか? ヤマハのスイッチを導入すべき10の理由

文●大谷イビサ 編集●ASCII 写真●曽根田元

提供: ヤマハ

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 「スイッチなんてどれも同じ」。そう考えるエンジニアは多い。「うちの会社はスイッチメーカー決まっている」という会社も多いだろう。しかし、ちょっと待ってほしい。今、ネットワークを構築するのであれば、ヤマハのスイッチという選択肢は外さないでほしいのだ。長らくヤマハのネットワーク機器に接してきたTECH.ASCII.jpのオオタニは、ヤマハスイッチを推す理由を少なくとも10個は挙げられる。なぜヤマハのスイッチを推すのか。これから暑苦しく説明していこう。

ヤマハのスイッチの魅力をとことん語る

■理由1 エンタープライズまでカバーする豊富なラインナップ

 企業によって必要なネットワークは異なる。従業員や端末の台数、日々のトラフィック量、設置する場所の制約、管理の有無などの要件で、さまざまなスイッチが必要になる。接続する台数が少なければ、少ポートのシンプルなスイッチでよいが、部署やフロアごとにネットワークを構築するのであれば、スイッチをまとめる多ポートスイッチが必要になる。また、ネットワークの管理機能が必要であればインテリジェントスイッチ、無線LANアクセスポイントへの給電が必要であればPoE(Power over Ethernet)対応スイッチを用意すべきだろう。

 こうした多種多彩なユーザー動向に対応し、ヤマハはラインナップの拡充に努めてきた。「ヤマハのスイッチ=スモールビジネス向け」というイメージを持つ読者もいるかもしれないが、その認識はもう古いかもしれない。確かにヤマハがスイッチ市場に参入した15年前はラインナップも少数だったが、現在ではスモールビジネスからエンタープライズのネットワークまでカバーする幅広い製品ラインナップを誇っているのだ。

シンプル、スマート、インテリジェントのL2スイッチ、L3スイッチなど幅広いラインナップを用意している

 現在のヤマハは、幅広いL2/L3スイッチのラインナップを誇る。L2スイッチはシンプル、スマート、インテリジェントの3シリーズが用意されている。12月には100/25Gbpsにも対応した新製品も投入し、エンタープライズでのネットワークニーズにも十分に応えられる(関連記事:ヤマハ、初の100/25Gbpsスイッチ投入 多ポートモデルを拡充し、ProAV対応も強化)。

シンプルL2スイッチ GUIを持たないシンプルなスイッチながら、VLANに対応するコストパフォーマンスの高いシリーズ。5、8、16ポートモデルが用意されている。

5ポートモデルの「SWX2110-5G」。きちんと音叉マークが見える

スマートL2スイッチ SNMPに対応しつつ、ACLやスケジュール機能を持つ。GUIを搭載し、機器単体での管理が可能。8~24ポートまでさまざまなポート構成を選定でき、無線LANアクセスポイントの接続に最適な2.5/10Gbpsに対応したマルチギガPoEモデルも用意されている。

多彩なポート構成を揃えるスマートL2スイッチ

インテリジェントL2スイッチ スタックやスパニングツリー、トリプル認証などに対応。後述するLANマップの親機であるL2MSマネージャー機能を利用できる。

12月発売予定の最新のインテリジェントL2スイッチ

 ルーティング可能なL3スイッチもラインナップが強化されている。多ポートのモデルも増え、後述する100/25Gbpsのインターフェイスや冗長化電源を搭載した基幹ネットワーク向けの新製品も登場した。これだけ豊富な製品ラインナップがあれば、「必要なポートや機能を持った製品がない」という声は出てこないはずだ。あとはユーザーのニーズに応じて、ファイバー/カッパー(銅線)、インターフェイスの速度、PoEの有無を選定すればよい。

ヤマハのネットワーク製品であれば、さまざまなニーズに対応できる

■理由2 標準機能でネットワーク可視化 トラブル対応もスムーズ

 ネットワーク管理者にとって重要なのは、トラブルにいち早く対応できること。そのために重要なのが、ネットワークの可視化だ。スイッチやルーター、無線LANアクセスポイントなどがどのように接続され、きちんと通信が行なわれているのかを確認し、トラブルがあった際には、いち早く対応する。「動いていて当たり前」というネットワークだからこそ、トラブルや変化を見逃さないネットワークの可視化は欠かせない。

 もちろん、従来のネットワーク機器も、こうしたネットワーク可視化の機能は提供されてきた。しかし、専用の管理用サーバーやエージェントが必要だったり、別途でライセンスが必要なベンダーも多い。可視化ツールも、スキルを持ったエンジニア向けに作られていることが多く、概して可視化のハードルは高かったと言えるだろう。

 これに対して、ヤマハのスイッチはネットワークの可視化を実現する「LANマップ」が標準機能として提供されている。これがなにしろ強力。LANマップではヤマハのネットワーク機器の設定や異常確認を行なえるではなく、接続されているデバイスまで可視化できる。機器の検索も可能なので、対応が必要なスイッチやデバイスをいち早く見つけられる。

接続状態やネットワーク構成をGUIで表示できるLANマップ

無線LANアクセスポイントにつながっているデバイスもきちんと表示してくれる

 また、スナップショット機能を利用すれば、現在のネットワークの接続状態を保存し、違いがあった場合にアラートを出すことができる。ケーブルが抜けたり、挿しているポートが変更されても、スナップショットと比較して差分として抽出してくれる。

スナップショットと比較して、見つからないヤマハネットワーク機器を検出

 LANマップはL2MSというヤマハネットワーク機器の管理プロトコルで実現されている。管理対象で必要になるL2MSエージェントはヤマハのルーター、スイッチ、無線LANが標準搭載している。管理にはL2MSマネージャーが必要になるが、現在はインテリジェントL2スイッチもL2MSマネージャー機能を搭載しているため、ヤマハルーターが必須というわけではない。さらに、YNOのスイッチ対応を使って複数のスイッチをL2MSマネージャーとして動かすことで、1拠点で128台を超えるネットワーク機器の管理も容易に可能だ。

 Webブラウザで管理画面にアクセスすれば、複雑な設定なしに、今のネットワークの状態が端末レベルまで一目でわかる。ヤマハによると「接続速度も見え、配線間違いが判明して助かった」という声も多数あるという。これぞ可視化の威力。スイッチ市場参入が後発というヤマハだからこそ実現したプレミアムだ。

LANマップなら、ありがちな「ループ発生」もいち早く検知してくれる

■理由3 ルーターもスイッチもクラウドから管理 多拠点の管理にうれしい「YNO」

 IT部門が複数の拠点のネットワークを一元管理する際、重要になるのが、リモート管理の仕組みだ。遠隔の拠点でネットワークトラブルが起こった場合、いちいち現地に足を運んでいたら、管理者が何人いても足りないことになる。とはいえ、リモート管理のために手間やコストがかかるのは割に合わない。

 こうした課題を持ったネットワーク管理者にお勧めなのが、ヤマハのクラウド型ネットワーク管理サービス「YNO(Yamaha Network Organizer)」である。YNOを利用すれば、別途遠隔保守用のネットワークや管理サーバーの構築不要で、クラウドから遠隔にあるヤマハのネットワーク機器を管理できる。

遠隔からの管理を圧倒的に効率化するYNO

 2025年12月のファームウェアでスイッチも、いよいよYNOに対応。クラウドでのネットワークの管理性がさらに向上する(関連記事:ヤマハ、新クラウド対応スイッチ4モデル発表 ルーター不要でYNOから直接管理可能に)。まずはGUIによる拠点にある機器設定(GUI Forwarder)とファームウェアの一括更新機能がサポートされる。

 とにかく複数の拠点を管理する管理者にとっては、かゆいところに手の届く機能が満載。管理対象台数10台以下で、1年間使える試用ライセンスを無償で提供しているので、気軽に試すことができる。遠隔拠点にあるルーターも、無線LANアクセスポイントも、スイッチも、一元管理できるYNOの便利さをぜひ体験してもらいたい。

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