HPの新世代カジュアルゲーマー向けモデルをレビュー
HyperXブランド初のゲーミングノートPCは、OMEN時代からどう進化したのか? 「HyperX OMEN 15」
提供: 日本HP
WQHDゲーミングもこなせるパフォーマンス
機能と外観をチェックした後は、本機のパフォーマンスについても見ていこう。なお、HyperX OMEN 15(インテル)には現状、スペックの異なる2機種があり、本記事でレビューしているのは上位の「パフォーマンスモデル」だ。このほかに価格を抑えた「スタンダードモデル」も存在している。パフォーマンスはユーティリティーソフトの「OMEN Gaming Hub」で4段階に設定できる。記事内で紹介しているベンチマークテストのスコアーは最高設定の「Unleashed Mode」で計測したものとなる。
スペックについては、Core i7-14650HX、GeForce RTX 5060 Laptop、24GBメモリー、1TBストレージという構成だ。
●主なスペック(価格はリンクの公式サイトで)
CPU:Core i7-14650HX(16コア/24スレッド、最大5.2GHz)
GPU:GeForce RTX 5060 Laptop(8GB GDDR7)
メモリー:24GBメモリー(DDR5-5600)
ストレージ:1TB SSD(PCIe Gen4)
ディスプレイタイプ:2560×1600ドット(IPS、180Hz)
サイズ:約343(W)×253(D)×27(H)mm
重量:約2.52kg
「CINEBENCH 2024/2026」でCPU性能をテスト
まずはCPUのパフォーマンスを計測する「CINEBENCH 2024」「CINEBENCH 2026」のスコアーから見ていこう。
CPUの型番末尾にある“HX”はゲーミングノートPCなどのハイエンド向けシリーズだ。Core i7-14650HXは、16コア/24スレッドの豊富なスレッド数を誇り、Pコアのクロック数は最大5.2GHzとシングルスレッド性能にも期待が持てる。
Core i7-14650HXは2024年に登場した第14世代インテルCoreプロセッサー(Raptor Lake)であるため、より新しい世代の上位CPUほどではないが、ほとんどのシーンで困らない十分な性能を発揮するものとなっている。また、最新世代のCore UltraのようにAI向けのNPUなどはないが、ここはゲームパフォーマンスに関しての影響は少ないだろう。ゲーム目的であれば、発表から時間が経っているぶん、むしろコスパが良いという利点もある。
3DMarkでGPUの性能をテスト
続いて、GPUについてもチェックしてみる。「3DMark」の各テストでパフォーマンスを計ってみた。
HyperX OMEN 15のGPUはGeForce RTX 5060 Laptopなので、最高性能を求めるというよりは、コスパを重視した構成に思える。しかしながら、Fire StrikeやTime Spyといった負荷の低いテストであれば、かなり高いスコアーをマークした。プレイするゲームタイトルや画質設定にもよるが、FHDやWQHDなどの解像度であれば、高負荷なAAAタイトルでも十分にプレイ可能なスコアーだろう。
一方で、さすがに高解像度やレイトレーシングを使った高負荷なテストになると、スコアーは伸びない。大型タイトルを最高設定で動かしたいときには、少し厳しい場面も出てくるかもしれない。
CrystalDiskMarkでSSDの速度をチェック
ストレージのパフォーマンスも見ておこう。「CrystalDiskMark 9.0.2」で速度を計ってみた。
PCIe Gen4のSSDだけあり、シーケンシャルリードは約6000MB/s、シーケンシャルライトは約5300MB/sと十分な速度だ。ただ、ストレージ容量は1TBなので、頻繁に新しいゲームをインストールするという人だと容量の心配があるかもしれない。しっかりストレージを整理するか、外部ストレージを活用するといった用意があるといいかもしれない。
PCMark 10で総合的なスコアーも知る
以上、CPU、GPU、ストレージの各パーツに関わるパフォーマンスをチェックしてみた。次にPCとしての総合的なパフォーマンスを見てみたい。まずは「PCMark 10」でスコアーを計測してみる。
特に強いのが、オフィスアプリのパフォーマンスをチェックする「Productivity」のスコアー。ゲーミングPCはそもそも高性能であることが前提なので、PCMark 10のスコアーは高くなりがちだが、ここまでProductivityが高いのは珍しい。
ゲームはもちろん、オフィスワークなどで使おうと思っても、優秀なパフォーマンスが期待できそうだ。
FF14のベンチで、フレームレートを計測
続いて、ゲーム性能をチェックしよう。「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」でスコアーとフレームレートを計測した。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークのスコアー。解像度はフルHD(1920×1080ドット)とWQHD(2560×1440ドット)、画質設定は「最高品質」「高品質(ノートPC)」のそれぞれ2種類で計測。アップスケーラーは「DLSS」を選択している
HyperX OMEN 15の内蔵ディスプレイの解像度は2560×1600ドットなので、WQHD解像度でもベンチマークを取っている。ノートPC向けの設定である「高品質(ノートPC)」なら、WQHDでも「非常に快適」評価に達している。さらにフレームレートを見ると、「最高品質」設定でも十分にゲームをプレイできそうなパフォーマンスだ。ゲーミングノートPCとしての実力は申し分ない。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります






