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【SUPER GT】王者の証「1」を捨てて挑む4連覇。au TOM'Sがゼッケン「36」で魅せた圧巻の開幕V

2026年04月18日 12時00分更新

文● 吉田知弘 写真●加藤智充 編集●ASCII

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 2026年のSUPER GTシリーズがついに開幕。今年も、ASCII.jpは36号車auチームを応援! チャンピオンチームであるTOM'Sは、ゼッケンを1から36に戻し「au TOM'S GR Supra」としてGT500クラスに参戦する。

 その開幕戦が4月11~12日に岡山国際サーキットで行なわれ、坪井 翔/山下健太の不動コンビが、2位以下に19秒もの差をつけて、優勝を飾った。

王者の誇りを胸に、あえて選んだゼッケン「36」

 激戦のGT500クラスで、昨年も圧倒的な強さをみせたau TOM'S。今年も伊藤大輔監督のもと、坪井 翔と山下健太のコンビは変わらないが、今年は“初心に戻る”ということで、チャンピオンナンバーであるゼッケン1番ではなく、36番をつけて2026シーズンに臨む。

 今年チャンピオンを獲得すれば、SUPER GTでは前人未到となる同一チーム4連覇となる。そこに向けて、王座を防衛するのではなく、いちチャレンジャーとして再びタイトルを獲りにいくという雰囲気が、この開幕戦でも伝わってきた。

赤旗中断の試練を乗り越えた
執念の予選アタック

 シーズン前のテストから好調な走りをみせ、トップタイムも記録していた36号車。上位グリッドに来ることが確実視されていたのだが、予選Q1では思わぬ事態が発生した。山下が順調にタイムアタックを進め、セクター2まで全体ベストを記録していたが、その直後にクラッシュ車両が発生して赤旗中断となってしまった。

 SUPER GTのタイヤは最もピークのグリップを1周の間に引き出して0.001秒でも多くタイムを詰めていってトップを奪う、ということを各車がしているため、セッション再開後にタイムアタックのチャンスがあるにしても、ある意味でピークをほぼ使った山下にとっては苦しい状況にあることが予想された。

 ただ、そこはGT500チャンピオン。再開後には周囲の不安を払拭させるような素晴らしい走りを見せ、なんとトップタイムを記録。Q2の坪井にバトンを渡した。

 その坪井はポールポジションを目掛けて積極果敢に攻めていったが、わずかに0.065秒届かず2番手。決勝に向けては優勝も十分に狙える位置だが、2年連続で開幕戦ポールポジションを逃したということで、「正直、ドライバーの問題かなと。やっぱりポールポジションの1点を獲れなかったことは悔しいです」と坪井は悔しそうな表情をみせていた。

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