格安マザーでハイエンドCPUは無理? ASRockのB860マザーでCore Ultra 7 270K Plusを動かしてみた
提供: ASRock
「Arrow Lake Refresh」の開発コードで知られていた「Core Ultra 200S Plusシリーズ」の単体販売がようやく始まった。4月上旬時点では「Core Ultra 7 270K Plus」しか流通が確認できていないが、コア数の同じ「Core Ultra 9 285K」よりも実売価格で3万円前後安価であるという点に注目だ。
Core Ultra 200S Plusシリーズのパフォーマンスについては基礎編とゲーム編で検証している通りだが、Core Ultra 200S Plusシリーズはメモリーの定格最大クロックがDDR5-7200に引き上げられており、これに合わせたメモリーモジュールを選択することで、Core Ultra 9 285Kを大きく上回るパフォーマンスを発揮できる。DDR5-7200のモジュール自体が高価という欠点はあるが、その分CPUが安いことが救いだ。
さて、そんなCore Ultra 200S Plusシリーズにはどのマザーボードを組み合わせるのがいいだろうか? 現状Core Ultra 200S Plusシリーズは「K付き」モデルしか存在しないため、ハイエンドチップセットの「Z890」を搭載するマザーを選ぶのがセオリーだ。こうすることでCPU倍率を変更することによるOC(オーバークロック)が可能、というのがその理由だ。
しかしZ890マザーはハイエンド志向の強いものが多く価格もやや高め。そこで本稿ではあえてミドルクラスチップセットの「B860」搭載マザーとCore Ultra 200S Plusシリーズを組み合わせることを提唱したい。無論OCはできなくなるのだが、CPUの寿命を縮めるリスクがあるOCはやらないと考える人なら問題ない。B860マザーの方が安い分、メモリーやストレージに予算を回しやすい。
インテル800シリーズチップセットの比較。Z890はエンスージアスト向けとある通り、PCI Expressのレーン数のみならず、利用可能なUSBやSATAのポート数もより多い。さらにK付きCPUの倍率変更によるOCにも対応。B860はOC非対応やレーン数やポート数が少ないといったデメリットはあるが、その分安いというのはメリットである
B860は、Z890より設計や装備面で簡略化される製品が多くなるのは避けられないのだが、そこは耐久性に信頼のおける製品を買うことである程度カバーすることにする。そこで本稿ではASRockの新作「B860 Challenger WiFi White」でテストしてみたい。
ASRock「B860 Challenger WiFi White」。今年2月に出たばかりの新作。見てわかる通り基板から各種コネクターに至るまでほぼ白で統一された製品である。実売価格は2万8000円前後
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