開設半年で650社が登録、9000人が集結 埼玉のイノベーション創出拠点「渋沢MIX」でつながりが生まれている
企業連携、実証フィールド、資金調達へ。S4プログラムで成長したスタートアップが成果を披露
提供: 埼玉県
S4シード期ピッチ アイデア段階から事業化へ
S4シード期プログラムは、革新的な事業アイデアや技術を有し、マーケットへのフィットを検証するフェーズにある起業前後やスピンアウトを検討する層を対象とするプログラム。こちらもデモデイに進出した5社(者)から2つをピックアップして紹介する(参考)。講評は、East Ventures株式会社フェローの大柴貴紀氏が担当した。
子連れ歓迎の飲食店予約サービス「Mamity」/石岡美羽氏
石岡美羽氏は、子育て世代が直面する外食のハードルを解消するため、子連れで行ける飲食店に特化した検索サービス「Mamity」を開発している。ビジネスモデルとしては、飲食店からの掲載料に加え、ベビー用品メーカーや育児・教育関連企業の広告掲載、さらに鉄道会社や不動産デベロッパーへの情報提供による収益化を想定する。
S4プログラム開始時には事業内容がまだ定まっていなかったが、メンタリングやヒアリングを通じて方向性を整理。中間発表会後には飲食店への取材を重ねてサービス設計を具体化し、現在はウェブアプリのリリースに至っている。
講評では、ユーザーや飲食店へのヒアリングを通じて多くの課題を抽出できている点が評価された。今後は行政との連携も視野に入れながら、サービスの発展に期待が寄せられた。
外反母趾でも痛くない、スニーカー「smileee」/大村彩美氏
大村彩美氏は、日本の女性の約3人に1人が悩むと言われる外反母趾に対し、痛みが少なくオシャレなハイテクスニーカーを手の届く価格で提供することを目指している。LiDARを用いたアプリで足の形状を計測し、そのデータを基に3Dプリンターでインソールを製作することで、低価格のオーダーメイドを実現する仕組みだ。
S4プログラムを通じて、エンジニアやデザイナーなど6名の専門人材によるチームを結成。埼玉県立大学と連携し、医学的観点からも推奨できるインソールのデザイン開発を進めている点をアピールした。
講評では、自身も外反母趾に悩まされたという課題から出発した熱意と、外部の協力者を巻き込むピッチ力が評価されていた。
S4シード期ピッチの総評として大柴氏は、プログラムを通じて得たアドバイスを取捨選択し、自分がやりたいことを追求する重要性を強調。また、渋沢MIXのような拠点ができたことは、「埼玉県がスタートアップの拠点となるための大きなターニングポイントである」と評価し、今後のコミュニティの発展に期待を寄せた。
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