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九州工業大学発宇宙スタートアップKick Space Technologies、超小型人工衛星の社会実装を目指し、約6,000万円の資金調達を実施

PR TIMES

Kick Space Technologies
ispace創業株主や九州工業大学アルムナイ、小型衛星用無線通信機器を開発する株式会社アドニクス創業者より出資を受け、九州地域での超小型人工衛星の製造サプライチェーン構築を加速

 超小型人工衛星End-to-endサービス及び小型衛星用ハードウェア・ソフトウェア製品の開発・提供を提供する、九州工業大学発宇宙スタートアップKick Space Technologies株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役:佐藤 凜)は、HERO Impact Capital、East Ventures、NYC株式会社および中村 貴裕氏(株式会社Midtown 代表取締役CEO/ ispace創業株主&元取締役COO)、尾崎 典明氏(S-factory 代表)、小島 要氏(株式会社アドニクス 代表取締役)、西岡 大穂氏(ONESTRUCTION株式会社 代表取締役CEO)を引受先としたJKISS型新株予約権により、約6,000万円の資金調達を実施しました。




◼️資金調達の概要・目的
 当社は「九州から宇宙のフロンティアを切り拓く」をビジョンに掲げ、九州工業大学が長年にわたり蓄積してきた超小型人工衛星(約30機)の開発実績を基盤に、ものづくりの街・福岡県北九州市を拠点として事業を展開しています。

 当社の強みは、ミッション検討から設計・製造・試験・運用までを一気通貫で担うだけでなく、小型衛星用展開型太陽電池パドルや運用管制システムをはじめとした、「衛星用ハードウェア・ソフトウェア製品」をパートナー企業とともに自社で内製できる点にあります。衛星開発の全工程をワンストップで提供する「超小型人工衛星End-to-endサービス」の構築を進めるとともに、衛星用ハードウェア・ソフトウェア製品を標準化・量産化し、外部提供することで、国内外の衛星開発を支えるサプライチェーンの一翼を担ってまいります。

 今回の資金調達により、衛星システムのさらなる信頼性向上に向けた研究開発を加速させるとともに、事業パートナーとの連携強化および組織体制の拡充を進めてまいります。

◼️九州地域での超小型人工衛星の製造サプライチェーンの構築
 当社は創業前より、九州・沖縄一体となった大学発スタートアップ創出プラットフォーム「PARKS(Platform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-ecosystem)」におけるGAPファンドの支援を受け、事業化準備を進めてまいりました。さらに創業後は、北九州市「企業変革・スタートアップ・グロースサポート事業」や(一財)ふくおかフィナンシャルグループ企業育成財団「令和7年度研究開発助成金」、福岡県宇宙ビジネス研究会「令和7年度宇宙関連ビジネス製品・サービス開発支援事業」に採択され、地域に根ざした技術開発体制の強化を進めています。

 また、北九州市宇宙産業推進室との連携のもと、精密加工や基板製造を担う北九州市内の地場メーカーとのマッチングを進め、実際に試作・加工の段階から連携が始まっています。これにより、開発初期から九州域内でのサプライチェーン形成が具体的に動き出しています。
 
 当社をハブとして九州各地の民間企業・学術研究機関・自治体を結び付け、人工衛星のハードウェアとソフトウェアの双方を包含した開発体制の強化を進めることで、産学官連携によるクラスター形成を加速し、九州発の宇宙産業エコシステムの確立を目指してまいります。

◼️各投資家からのコメント


株式会社Midtown 代表取締役CEO/ ispace創業株主&元取締役COO 中村 貴裕氏のコメント 国内宇宙スタートアップの“第1世代”は、上場を通じてひとつの成熟フェーズに入りました。彼らが切り拓いたモデルは、大型調達・長期開発・グローバル人材確保を前提とした、いわば重量級モデルです。
 一方で、これから本格的に台頭してくる“第2世代”は、より軽量でアジャイルな成長戦略を志向し始めています。そのアジャイルモデルを実現するための技術力と推進力を兼ね備えているのが、佐藤さん率いる Kick Space Technologiesです。小型衛星領域へフォーカスすることで、スピードと資本効率を両立しながらスケールアップを狙う、その明確な戦略性とパッションに共感し、この度エンジェル出資させていただきました。今後の成長を全力で支援していきたいです。






S-factory 代表 尾崎 典明氏のコメント 低軌道小型衛星を中心としたコンステレーションによる通信、測位、観測等サービスが「あたり前である」世界が迫っています。いわば点でとれていた情報が線や面になるパラダイムシフトです。このことによりあらゆるサービスは刷新され、非宇宙プレイヤーの参画もどんどん加速していくことになるでしょう。それらを支えるのが技術力と経験に裏打ちされた、当社の信頼できる衛星の開発、製造、サプライチェーンです。長年、本分野をリードしてきた九州工業大学の、さらに私の後輩にもあたる佐藤さんたち、技術に堪能なる士君子の熱いチャレンジが北九州から日本の宇宙産業の一翼を担い、さらに世界へと拡がっていくことを応援しています。






株式会社アドニクス 代表取締役 小島 要氏のコメント 株式会社アドニクスの元インターンである佐藤さんが率いるKick Space Technologiesへ出資できたことを大変嬉しく思っています。これまで当社が小型衛星用無線通信機器の開発で培ってきた技術を継承しながら、同社が小型衛星を軸に事業をさらに発展させていくことを大いに期待しており、今後の挑戦を心から応援しています。




◼️Kick Space Technologies株式会社 代表取締役CEO 佐藤 凜のコメント


 今回、素晴らしい投資家の皆様にご参画いただき、大変嬉しく思います。私をスタートアップ業界へ導いてくださり、古巣でもあるEast Ventures様をはじめ、創業前の事業構想しかない段階から伴走支援してくださったHERO Impact Capital様、NYC株式会社様、そして宇宙業界の第一線でご活躍される個人投資家の皆様をお迎えすることができました。
 今後は、九州工業大学で長年培われてきた超小型人工衛星技術を社会へ確実に実装し、研究成果を現実の産業やミッションへとつなげていくことに挑戦します。また、当社を技術・人材・産業の結節点となるハブとして成長させ、九州から世界へと飛躍していくエコシステムづくりにも貢献していきたいと考えています。




◼️Kick Space Technologies株式会社 技術顧問 佐野 圭のコメント


 この度、素晴らしい投資家の皆様からご支援を賜り、誠にありがとうございます。
 九州工業大学では、超小型人工衛星の研究開発を精力的に実施しています。最近では、産学官による輸送・超小型衛星ミッション拡充プログラム(JAXA-Small Satellite Rush Program :JAXA-SMASH)に採択され、複数の学術機関・企業と協働し、超小型天文衛星VERTECS(Visible Extragalactic background RadiaTion Exploration by CubeSat)の開発を進めています。JAXA-SMASH Programでは、超小型衛星の開発とその成果に基づく事業化が求められており、VERTECSの開発を通じて、当社の事業構想を形成して参りました。
 当社では、VERTECSほか超小型人工衛星の開発を通して、九州工業大学が獲得してきた技術・研究成果を社会実装し、幅広く超小型衛星ミッションに貢献して参ります。




◼️福岡の宇宙スタートアップで一緒に働きませんか?
 本調達を機に、超小型人工衛星の設計・製造および事業開発の各分野で採用を強化しています。福岡県北九州市を拠点に、大学研究機関や地場メーカーと連携しながら、「九州から宇宙のフロンティアを切り拓く」仲間を募集しています。

 私たちが目指しているのは、九州を起点に、ものづくりの力と大学の研究成果を結集し、新しい宇宙産業モデルを創り出すことです。ここで生まれる技術やエコシステムを全国・世界へ広げていく“産業の立ち上げフェーズ”を、ともに担う仲間を求めています。地方だからこそ、自ら産業を創り上げていく手触り感や、挑戦者としての実感を得られる環境があります。

 学生・若手エンジニアからプロフェッショナル人材まで幅広く歓迎しています。「九州から宇宙産業で戦う」「研究成果を超小型人工衛星を活用して宇宙に届けたい」と考える方、ぜひ私たちと一緒に歩み始めましょう。

▼採用ページはこちら
https://kickspacetech.notion.site/recruit

◼️Kick Space Technologies株式会社について
 Kick Space Technologies株式会社は、超小型人工衛星のミッション検討から衛星設計、試験、運用まで一貫してサポートいたします。お客様の多様なミッションに対応するべく、これまでに九州工業大学で培われた技術を基盤に、お客様のご要望に応じたカスタマイズ設計を行うことが可能です。地球観測や衛星通信、宇宙科学研究をはじめ、多様なミッションで弊社サービスを導入していただくことを検討しています。
 また小型衛星用ハードウェア・ソフトウェア製品の内製を推進しており、小型衛星事業者向けに、展開型太陽電池パドルや無線通信機、運用ソフトウェア等の提供も行なっております。「宇宙のフロンティアを切り拓く」をビジョンに掲げており、地球低軌道上ミッションに限らず、将来的には独自の深宇宙探査ミッションをはじめとした宇宙科学ミッションを行うことを目標に、事業を推進してまいります。


Kick Space Technologies株式会社メンバー集合写真


会社名   :Kick Space Technologies株式会社(読み方:キックスペーステクノロジーズ)
本社所在地 :福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1(九州工業大学内)
設立    :2025年7月18日
役員    :代表取締役CEO 佐藤 凜
従業員数  :14名(顧問及びインターン含む)
事業内容  :超小型人工衛星インテグレーション事業および周辺サービス
URL    :https://www.kickspacetech.com/

◼️本件に関する報道関係者からのお問合せ先
Kick Space Technologies株式会社 広報担当 メールアドレス:info*kickspacetech.com
(メールは*を@に変えてお送りください)