Agentic AI「Incident Lake」を開発するSIGQ、総額1.23億円の資金調達を実施、エンタープライズ領域での展開を見据え組織の成長加速を図る
株式会社SIGQは2月18日に、プレシリーズAラウンドにおいて、J-KISS型新株予約権の発行によるエクイティファイナンスと、金融機関からのデットファイナンスを組み合わせ、総額1億2,300万円の資金調達を実施したと発表。エンタープライズ領域での展開を見据え、組織的な成長を加速させるとしている。
同社は、インシデントマネジメントに特化したAgentic AI「Incident Lake」を開発、提供する。「Incident Lake」は、GoogleのGemini、OpenAIのChatGPT、AnthropicのClaudeといったLLMの進化をプロダクトの核に取り込み、組織の「暗黙知」や「意思決定プロセス」を構造化データとして蓄積し、意思決定を促進するインシデント・インテリジェンスレイヤー。 LLMの知能向上と蓄積された独自データを掛け合わせることで、使うほど組織固有の判断精度が上がっていくという。
今回調達した資金は主に以下の3点に充当し、エンタープライズ領域における再現性のある展開を見据え、組織としての成長を図るとしている。
・エンタープライズ組織の立ち上げ:金融、製造、通信・インフラ、大規模SaaSなど高い信頼性と説明責任が求められる企業への導入を支援するセールス・カスタマーサクセス(CS)チームを新設する。
・マーケティング投資の拡大:展示会やデジタルマーケティングを通じて、インシデント対応における意思決定の高度化という観点から、次世代の運用スタイル(AIOps)の認知・理解を市場に広げていく。
・パートナーシップによる「運用のラストワンマイル」の資産化:システムインテグレーター(SIer)やクラウドベンダーとの協業を通じ、複雑化するエンタープライズ運用環境における「Incident Lake」の基盤化を推進。既存のプラットフォームで捉えきれなかった現場の意思決定や暗黙知という「運用のラストワンマイル」を構造化データとして捕捉し、LLMの進化と掛け合わせることで、組織独自の意思決定資産を流通・蓄積させる新たな運用エコシステムを構築する。


























