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AIが入力テキストを解析し機密情報などを自動で無害化、エンタープライズ企業向け生成AIチャットサービス「Acompany セキュアチャット」提供開始

 株式会社Acompanyは1月30日に、AI製品ブランド「Confidential AI Suite」を発表し、その第一弾として「Acompany セキュアチャット」の提供開始を発表した。同製品は、「生成AIへの機密データ入力禁止」問題を解決するために設計され、企業が自社のノウハウや機密情報を安全に取り扱えるようにすることで、幅広い分野への生成AIの活用を促進するという。

「Confidential Computing(秘密計算)」は、データを暗号化したまま計算できるという技術。その中でもハードウェア型秘密計算は、TEE(Trusted Execution Environment)、機密コンピューティングとも呼ばれ、データの機密性(Confidentiality)だけでなく、実行コードが事前に開示されたものと一致していることを検証できる完全性(Integrity)も提供できるとのこと。

 今回発表したAI製品ブランド「Confidential AI Suite」は、同社が強みとするという「Confidential Computing(秘密計算)」の技術を核としたAI製品ブランドの総称。秘密計算によって、データの中身を計算中も暗号化したまま処理し、インフラ管理者やAIベンダーもデータを見ることができない保護環境を実現するという。

 秘密計算環境上にサービスを構築することで機密性を担保し、エンタープライズ企業特有のデータ利活用におけるボトルネックの解消を図る。これにより、これまでクラウドや外部AIに出すことができなかった機密データや個人情報などを、AIの力で処理することが可能になるとしている。

 第一弾製品の「Acompany セキュアチャット」は、エンタープライズ企業向け生成AIチャットサービス 。秘密計算を活用した暗号化環境で入力情報を無害化することで、AIで利用するデータを保護。ユーザーのプロンプト内容は、システム提供元であるAcompanyを含む外部からは閲覧できないという。

「Acompany セキュアチャット」では、個別契約不要で複数のAIを利用可能。頻繁にアップデートされるAIの最新ラインナップを一つのインターフェースで利用できるという。

 そして、AIが入力テキストを解析して、機密情報や個人情報を自動的に検知しマスキングする。外部LLMに送信される前にリスクのある情報を無害化するとしている。

 また、すべてのAI利用ログを記録・保存し、セキュリティダッシュボードで可視化。コンプライアンス対応や監査に適用することができるという。

 同社では今後、製品群を順次拡充し、エンタープライズ企業におけるAI活用の基盤となることを目指すとしている。

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