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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第587回

死角ナシの万能SUV! マイチェン版トヨタ「カローラ クロス」に乗ってわかった“しっとり快適”の正体

2025年11月29日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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トヨタ/カローラ クロス(取材・撮影はZグレード/368万9000円)

 トヨタのカローラクロスがマイナーチェンジ! 今やカローラシリーズの屋台骨を支えるSUVを試乗してみました。結論から言えば「さすがカローラ、死角ナシ!」です。

精悍フェイスと絶妙サイズで
“ちょうどいいSUV”に進化

 車両を目の前にして「おぉ、かなり精悍な顔つきになったなぁ」というのが最初の印象。SUVイメージを強調したという「マッドバス」という新色と相まって、より頼もしい印象を受けます。全長4455×全幅1825×全高1620mmというボディーサイズは、普段乗りに不満ナシ。居住性と日本における運転のしやすいベストな大きさといえそう。さすがトヨタです。

 荷室のデキ栄えもよく、AC100Vが取り出せるので、移動中にノートパソコンを充電したいというニーズにも対応できます。後席背もたれを倒したとき、完全フルフラットにはならないのですが、段差部分で荷物が引っかからないよう工夫がなされているのがトヨタらしく、抜け目ありません。

全車ハイブリッド+エクストラスノーで雪道も安心

 今回のマイナーチェンジによって、全グレードをハイブリッド化。システム最高出力140PS(103kW)は、鋭い加速ではないものの、普段使いにおいて不満ゼロです。

 そして、マイナーチェンジで見逃せないポイントが、四駆モデルに「エクストラスノー」というモードが用意されたこと。北国に住んでいる人はもちろん、「私をスキーに連れてって」とレジャーで雪道を走る人にもうれしい機能です。そういえば件の映画ではトヨタの四輪駆動車が大活躍していました。

 室内はインパネが大幅にデザインが変わりました。わずかながら質感が向上したような気がします。さらに取材したZグレードでは、「クラウン」などの上位モデルと同じ12.3インチの液晶式メーターを装備。インフォテインメントディスプレイも10.5インチと大きく、いずれも見やすいという印象を受けました。

 そのインフォテインメントディスプレイは、Apple CarPlayとAndroid AUTOに両対応。Appleはワイヤレス接続に対応していました。

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