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OT専用のIDS「SenninRecon」を発表、プラットフォーム連携で「セキュリティ計画」策定も支援

製造業のOTセキュリティ、可視化から「アクション」に進むべきとき TXOneが新製品発表

2025年11月17日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 OT(Operational Technology)セキュリティ専業ベンダーのTXOne Networksが、2025年10月31日、製造業などの顧客企業を対象としたプライベートイベント「OT Security Leader's Summit 2025」を開催した。

 同イベントでは、台湾本社CEOのテレンス・リュウ氏、日本法人会長の大三川彰彦氏、同社長の近藤禎夫氏が登壇したほか、グローバル展開する日本の大手食品メーカー、大手電機メーカーによる顧客企業も講演。OTセキュリティを取り巻く現状と今後の課題、TXOneが提供するソリューションなどが語られた。

 同イベントでは、新製品「SenninRecon」が来年(2026年第2四半期)リリース予定であることが明らかにされた。同社のガバナンスプラットフォームと連携し、OT環境全体の可視化を進めるもの。同製品のライブデモも世界初披露された。

TXOne Networks CEOのテレンス・リュウ(Dr.Terence Liu)氏、TXOne Networks Japan 代表執行役員社長の近藤禎夫氏

OT環境に介入せずネットワークから情報収集、IDS新製品

 来年発売予定のSenninRecon(センニン・リコン)は、「TXOne SenninOne」ガバナンスプラットフォーム(現在の「SageOne」から改称予定)と連携する、ネットワークアプライアンス製品だ。大規模環境向けモデル(SR716、7Gbps)と中小規模環境向けモデル(SR112、850Mbps)をラインアップしており、必要な処理スループットやポート数に応じて選択できる。

SenninReconの概要。製品名は“1000人(Sennnin)の人がOT環境の情報収集(Recon)を行う”ような、広範かつ強力なOTセキュリティ環境をイメージしているという

 SenninOneプラットフォームにおいて、SenninReconは「可視化/検出レイヤー」の役割を果たす。具体的には、既存のOT機器やネットワークの稼働に影響を与えない非侵襲的なネットワークセンサー(IDS:侵入検知システム)として、OTネットワークのトラフィックを監視し、幅広い情報を収集する。この情報を、SenninOneが分析して管理コンソールで可視化し、セキュリティ管理者やOT管理者向けに提供する。

 SenninReconが収集し、管理コンソールで可視化できる情報は、OTネットワーク内にあるIT/OT資産(インベントリ)や、そこから検出された脆弱性、ノード間トラフィックの情報、ノード間のネットワーク構成グラフ、これらの情報に基づき算出されるセキュリティポスチャースコアなどだ。

SenninReconはOTネットワークのコア部分で情報収集を行い、SenninOne(SageOne)の管理コンソールがそれを可視化する。この構成図のように、SenninReconをコアスイッチのミラーリングポートに接続する形にすれば、無停止で既存のOTネットワークに追加することもできる

SenninOneで可視化されたOT環境の情報の例

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