●消磁器の中身って、どうなっているの?
先にも少し書きましたが、消磁器は高速にS極とN極を切り替えた磁場を発生しています。単純に考えれば、交流で電磁石を動かすだけでよさそうです。ということで、中身が気になったのでちょっと開けてみましょう。
中身は押しボタンスイッチ、LED(200kΩ抵抗付き)、電磁石しかありません。予想通りの構造ですが、思っていた以上にシンプルでした。しかし……激安だけあって、作りが雑。とりあえず動けばいい、という感じの作りです。とくにLEDは逆電圧が考慮されていないように見えるので、そのうち光らなくなりそうです。
ちなみに電磁石は、トランスのコアを一部除去したような形状でした。ある意味、トランスの磁束を盛大に漏れさせ、それを使って消磁しているとも言えるでしょう。おもしろいですね。
●中身を見るとちょっと不安だけど一応機能する
消磁器としてはちゃんと機能し、見事に対象の消磁に成功しました。1000円ちょっとでこの機能が手に入ると考えると、かなりお買い得です。
しかし、その作りはだいぶ大雑把で、安全に使えるのか、長く使えるのかという点では、少々疑問が残ります。最悪、数回の使用で壊れてしまう可能性も否定できません。それだけに、まともに消磁器として使おうと思っているなら、ホーザンの「HC-31」(直販価格1万2540円〜)のようなちゃんとした製品をおススメします。
この逆に、消磁器がどんなものかちょっと試してみたい、改造用のベースにしたい、部品取り用として欲しい等と考える特殊な人なら、お値段以上に楽しめるでしょう。
●お気に入りポイント●
・使い方がシンプルでわかりやすい
・激安なのにちゃんと消磁できた
・自作の消磁器に部品が流用しやすい
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
-
ホーザン(HOZAN) 消磁器(AC100V) 磁気抜き 着磁も可能 HC-31ホーザン(HOZAN)
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第145回
自作PC
100均から乗り換えて15年! 700円前後のドライバーセットが今でも現役なワケ -
第144回
自作PC
精密ネジもトルク管理したい! 締め付けを調整できる精密ドライバー「DADA」を試す -
第143回
自作PC
強風でシートが裂ける前に!手軽にガッチリ補強できる「ハトメパンチ」を試してみた -
第142回
自作PC
はんだごてでは難しい部品交換に! コンパクトなホットエアーガン「8858A」を試す -
第141回
自作PC
そのハンディファンの回転数、本当? 20万RPM対応の格安デジタル回転計を試す -
第140回
自作PC
ハンダ付け時の「ちょっと押さえてて」をより手軽に! 激安補助工具が意外と便利 -
第139回
自作PC
仕上げの研磨がはかどる!毎分1万3000回で細部を磨く、手のひらサイズの電動サンダー「NeoSander」を試す -
第138回
自作PC
770円から買える平台車がアツい! 通販で届いた重い荷物も家の中でスイスイ運べる -
第137回
自作PC
Amazonプライムデーで狙いたい! 「もっと早く買えばよかった」工具5選 -
第136回
自作PC
ダクトテープで脳筋解決! 困ったら、とりあえず巻いとけ -
第135回
自作PC
なんで充電できない? USB Type-Cの謎トラブルを調べられる6000円台のUSBテスターが良かった - この連載の一覧へ
















