決勝大会のみ有料で配信する方針が議論の的になっていた

カプコン、「スト6」公式世界大会のライブ視聴有料化に関する声明を発表 「慎重に協議を重ねており、調整に時間を要しております」

文●いちえもん 編集●ASCII

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 カプコンは10月26日、「ストリートファイター6」の公式世界大会「CAPCOM CUP 12」と「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2025」のライブ視聴有料化に関する声明を発表。

 ライブ視聴有料化について、カプコンは「カプコンeスポーツ事業を中長期的に持続可能な形で推進し、参加選手・チームをはじめとした関係パートナーや関連事業分野への再投資を通じて、国際的に競争力のある大会へ成長させていくという方針がある」と説明している。

 ライブ視聴チケットの価格設定は関係各所と慎重に協議を重ねている状況で、準備が整い次第追って案内するとのこと。当初は10月下旬に発表する予定だったが、続報を待つしかないようだ。

 これまでのCAPCOM CUPおよびストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップは、大会の模様を無料で視聴できた。しかし2026年度からは、最終日の決勝大会のみ有料で配信する方針に変更。CAPCOM CUP 12のTOP16〜決勝の単体のチケットは4000円、ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2025とのセット購入は6000円となっている。

 9月28日に今大会のライブ視聴有料化が発表されると、SNSなどで物議を醸す事態に。肯定的な意見と否定的な意見の双方が多く寄せられるなど、現在もなお議論の的になっている。