ポケモンから悪夢まで!? スローライフ系ゲームが発表ラッシュ

文●Zenon/ASCII

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 いま、農業や釣り、住民との交流を楽しむ「スローライフ」系ゲームが発表ラッシュとなっている。

 まずは「原神」などを手掛けるHoYoverseより、同社初のスローライフゲーム「プチプラネット」が9月25日に発表された。自分の星を育て、宇宙に散らばるたくさんの星と関わり合うことで一つの星系を完成していくというものだ。

 ゲーム的には作物栽培、釣り、潮干狩り、鉱石発掘、料理、クラフトなどを楽しめ、HoYoverseお得意のアニメ調グラフィックも相まって「やりた過ぎる」「見てるだけで癒される」「ホヨバのスローライフ!?やるしかないじゃんか」と期待の声が寄せられている。

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 また、Seed Labより発表されていたほのぼの島暮らしシミュレーション「星砂島物語(Starsand Island)」の発売日は、2026年2月1日に決定した。

 都会の忙しい生活を抜け出し自然に囲まれた桃源郷へ移住。潮干狩りに魚釣り、作物を育てて、収穫して――のんびり島暮らしを満喫できるゲームだ。理想の家づくりだってできちゃう。

 ユーザーからは「え!かわいい買お」「潮干狩りが楽しみ」「TGSで試遊してきた。あつ森好きな人は絶対好き」「めっちゃよさそう」と好評の声が寄せられている。

 対応プラットフォームはPlayStation 5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/PC(Steam)となる。

 ポケットペアは「パルワールド」のスピンオフ作品として農業シミュレーション「Palworld: Palfarm / パルワールド: パルファーム」を発表している。

 「パルワールド」の世界観はそのままに、新しい農業体験を楽しめる作品。パルたちと協力して畑を耕し、料理やクラフトをしながら夢の農場を作り上げることができる。

 ユーザーからは「普通に面白そうで困る」「すでに本編で農業系のことはやってるが、さてどう差別化するのか」「チェーンソーは本家にも逆輸入してもらいたい」などの声が寄せられていた。対応プラットフォームはPC(Steam)、発売時期は未定だ。

 日本一ソフトウェアからは、「夜廻」シリーズのチームが開発する完全新作の生活シミュレーション「ほの暮しの庭」が発表されている。畑を耕したり釣りをしたりして、田舎暮らしをのんびり楽しむ、“明るいゲーム”であるという触れ込みだ。

 発売日が2026年7月30日と少し遠いタイミングで発表したのは、少しずつ情報を出して発表から発売までのワクワクする時間を楽しんでもらいたい、という想いからと社長が語っている。

 それもあり、ユーザーからは「いやこれ夜廻だろ」「夜に歩ける…妙だな」「隠しきれないホラー要素」と、社長の狙い通り新たな情報が出るたびに盛り上がっている状況だ。筆者も続報がとても気になるタイトルである。対応プラットフォームはNintendo Switch 2/Nintendo Switch/PlayStation 5/PC(Steam)。

 そのほか、悪夢に浸食される異色のスローライフシム「Neverway」が2026年発売予定。死神と取引し、悪夢の世界「ネバーウェイ」を探索しながら、農業やクラフトで生活の基盤を整えたり、村の人たちと交流を重ねたりしていく。

 対応プラットフォームはNintendo Switch/PCとなっている。ピクセルアートが目に優しいし、設定も気になる内容で、個人的にも期待のスローライフ(?)作品だ。

 ユーザーからは「不穏さに惹かれた」「これ、面白そうだな」「そこはかとなく感じるエバーテイル感が好奇心をくすぐる」など、光る物を感じる人は多い模様。

 忘れてはいけないのが、ポケモンより発表された「ぽこ あ ポケモン」だ。変身能力を持つ「メタモン」を主人公に、木や石を集めて家具を作ったり耕した畑で野菜を育てたりできる。

 特徴的なのがフシギダネを見れば「このは」を覚えて草を生やせるようになり、ゼニガメを見れば「みずでっぽう」で枯れた草に水やりできるようになるというゲーム性。「こんなん絶対面白いやつ」「こういうの待ってた!」と前評判も上々だ。

 対応プラットフォームはNintendo Switch 2。発売時期は2026年春予定となっている。

 古くは「牧場物語」「スターデューバレー」「あつまれ どうぶつの森」などで市民権を得た「スローライフゲーム」。個人的にも好きなジャンルなので、インディーメーカーから大企業まで続々と参戦するいまの状況は嬉しい限り。ぜひ気になるタイトルをチェックしてみてほしい。

 あとは、やる時間さえ確保できれば……!