商業施設など外出先トイレ個室で生理用品を取得可能にするIoT サービス「unfre spot.」提供開始
オモテテ株式会社は9月16日に、トイレ個室内で生理用ナプキンをスマートかつ安心して取得できるというIoT サービス「unfre spot.」を、2025年8月から一般向け施設にて提供開始したと発表した。商業施設など複数の外出先トイレへの導入を皮切りに、順次展開を拡大していく予定とのこと。
「unfre spot.」は、商業施設や交通機関などの外出先で生理用品を取得可能にするというサービス。トイレ個室内に設置されたディスペンサーから生理用ナプキンを1枚ずつ取得できる仕組みにより、生理にまつわる「持ち歩き」や「備え」の負担を軽減するほか、急な生理などで必要なときに手元にないという突発的な困難に対応するという。
これまでにJR東日本グループ、丸井グループ、三菱地所、森ビルなどの企業と連携し、サービスの提供および改良、ユーザーや市場の調査を実施してきたとのこと。ナプキンの提供に加え、専用アプリ内での情報提供など各種機能を通じてサービスの幅を広げ、生理になるすべての人にとっていつでも頼れる「あたり前」の存在を目指しているという。
「unfre spot.」では、従来の生理用品自販機が抱えていた現金運用、設置制約、管理負担、情報発信の難しさといった課題をDXによって見直し、運用効率・情報提供・ユーザー体験の改善を図り、見過ごされてきた市場に新たな価値を提供するとしている。

























