連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第201回
市場トレンドやユーザー動向を「3行まとめ」で理解する 9月13日~9月19日
顧客接点にデジタルヒューマンが浸透/「週休3日」求人はこの5年で5倍に増加/iPhone 16eが期待外れだった理由、ほか
2025年09月22日 08時00分更新
[スマートフォン][消費者] 2025年4~6月期、国内スマホ市場はグーグル、サムスンが躍進(9月10日、IDC Japan)
・2025年第2四半期(Q2)の国内携帯電話出荷台数、前年同期比3.9%増の717万台
・Q1好調のアップルはその反動で8.2%減、「iPhone 16e」が消費者の期待に届かず
・グーグルは57.8%増、サムスンは60.4%増と、Android勢が躍進
2025年第2四半期(4~6月期)の国内携帯電話/スマートフォン出荷実績より。総出荷台数は前年同期比3.9%増の717万台で、低水準だった前年同期(690万台)から回復した。首位のアップルは前年同期比で8.2%減と大きく減らし、市場シェアも6.1ポイント落として46.4%に。「iPhone 16e」は、ユーザーが求める「低価格/小画面/指紋認証」のニーズを満たせず「期待はずれの結果」になったとしている。一方で、2位のグーグルは「Pixel 9a」のコストパフォーマンスが消費者に高く評価され、前年同期比で57.8%増、シェアも12.9%となった。
⇒ アナリストは「iPhoneの地位は安定しているものの、価格上昇による消費者離れのリスクがある」と指摘しています。一方のAndroid勢は、多数のベンダーが製品を展開するなか、特にローエンド市場では持続可能性を欠く水準まで価格が下落しており、価格戦略の見直しが求められるとしています。
[働き方] 「週休3日」の求人案件は5年で5倍以上に、医療/運輸などリモートワークができない職種で進む(Indeed Japan、9月12日)
・「週休3日」に言及する求人案件数は、2020年と比べると5倍以上に増加
・医療/歯科/ドライバーなど、リモートワークが難しい職種で言及率が高い
・求職者の「週休3日」検索も3.6倍に増加、首都圏での検索割合が高い
Indeedに掲載された求人/検索データから「週休3日制」の動向を調べた。「週休3日」あるいは「週4日勤務」に言及した正社員の求人割合は、5年前と比較(2020年5月と2025年5月を比較)して5.3倍に急増している。職種別に見ると、リモートワークが困難な現場型職種ほど、週休3日への言及が多い。たとえば、医療(週休3日への言及:5.9%/リモートへの言及:1.5%)、歯科(同 4.8%/2.1%)、ドライバー(同 4.3%/同1.5%)と、ソフトウェア開発(同 0.3%/47.7%)、情報システム(同 0.0%/同31.4%)は対照的な例だ。一方で、求職者側も「週休3日」での検索をより多く行うようになっている。
⇒ 週休3日制については、日本マイクロソフトが数年前に試験導入して話題になりました。週休3日を採用する企業が増加する背景には、2021年6月の政府骨太方針による「選択的週休3日制推進」や、2024年4月以降の自治体における導入拡大があるようです。

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