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音声×AIで暗黙知をナレッジ化 AIナレッジプラットフォーム「Qast」、AIナレッジインタビュー機能など提供開始

 any株式会社は9月3日に、AIナレッジプラットフォーム「Qast(キャスト)」の新機能として「AIナレッジインタビュー」と「ミーティング to ナレッジ」を正式リリースした。どちらも音声によって暗黙知だったものをナレッジ化するための機能だという。従来はテキストでのナレッジ共有が中心だった「Qast」に音声によるナレッジの共有機能を加え、利便性を高めたとしている。

「AIナレッジインタビュー」は、画面上に表示されるAIのインタビュアー(AIアバター)と会話をすることで会話が自動的に文字化され、ナレッジを引き出すという機能。暗黙知は、他者からの問いやインタビューによって引き出されることが実証されているそうだが、人が連続的に良質な問いを生み出し続けることは難しいという。同機能の開発は、特に技術職やシニア層のナレッジを引き出すことにフォーカスする機能として試作を繰り返してきたとのこと。

「AIナレッジインタビュー」のポイントとして、下記の3点が挙げられている。
・特定のテーマを入力するとAIが質問を自動生成、
・高精度の音声入力に対応、相槌/深掘りも可能、
・会話の内容を瞬時に構造化されたナレッジに変換

「ミーティング to ナレッジ」は、音声データを「Qast」内でテキストデータへ変換し、AIが自動で要約し、NextAction、スケジュール、担当者を議事録内に記載するという機能。オンラインミーティングの録画データや、音声だけの録音データでも同様の投稿が生成されるとのこと。同機能では、共有範囲を都度選択できるため、機密性の高い会議やナレッジも安心して共有できるとしている。

「ミーティング to ナレッジ」のポイントとしては、下記の点が挙げられている。
・音声/動画ファイルをアップロードすることで自動で議事録を生成
・オフライン会議にも対応
・会議の内容をカテゴライズした上での高精度の要約、Next Action、残論点抽出が可能

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