Core Ultra 7 265KFとRTX 5070Ti、ケースはCoolerMaster「MasterFrame 600 Silver」を採用
黒でも白でもないアルミでシルバーのゲーミングPCの唯一無二感がスゴい、ケースに合わせたパーツ構成にも注目
2025年09月08日 11時00分更新
ケースやデザインの好みは人それぞれだからこそ
ラインアップの幅を増やしておく
──銀色と黒色ではどちらが好みですか？
中嶋氏：僕は個人的に黒色ですね。自宅のパソコンも黒色でまとめていますし、MasterFrame 600についても黒色のほうがかっこいいと思っています。何よりLEDのイルミネーションが派手だと家族の目が痛いというのもあります。ですが、いろいろなモデルでホワイトを見てきて、その中に銀色というのはかなり個性的でアリなんじゃないでしょうか。
黒色モデルのほうが好みと語る中嶋氏
──ほかにこんな色のケースを取り扱ってみたいというのはありますか？
中嶋氏：藍色などの深い色が出ればやってみたいです。基本的に黒色が好きな人間ですから、落ち着いた系の色のケースがほしいですね。
真重氏：自分はブルーですね。あとは山吹色や抹茶色といった日本の伝統をイメージするようなあまり彩度が高くない色がいいですね。そのほうが、日本の家になじみやすいPCになると思うんです。また、海外の方にも“日本の和”を感じられるケースは喜ばれるんじゃないかと。
中條氏：やっぱり黒色ですね。自分は見た目のかっこよさを重視しますので、パーツの組み合わせを考えると黒色か白色しか選択肢はないんですよね。
三者三様それぞれケースの色に対するこだわりが垣間見えた
──最後にストレージがPCIe 5.0対応モデルではなくPCIe 4.0対応品を採用しているのはなぜですか？
中嶋氏：いくつか理由があるのですが、一番大きな理由は価格ですね。現状、PCIe 5.0とPCIe 4.0を比べると、コストパフォーマンスはPCIe 4.0のほうが高いです。お客様からもPCIe 5.0を強く望まれることもさほどありませんので、今回は性能と価格のバランスを考え、PCIe 4.0に対応したCrucialの「T500」シリーズの2TBを搭載した次第です。
──ありがとうございました。
かつてはアルミニウムケースというのもあり、銀色のケースも少なくなかった。しかし、最近はピラーレスケースが人気で、シルバーのケースを見かけることはあまり多くない。その中で、MasterFrame 600 Silverを採用したZEFT Z57CMは、かなり個性的なモデルであることは間違いない。価格は43万9780円とリーズナブルとはいえないが、金属の質感にこだわる人であれば、この銀色のZEFT Z57CMは魅力的な1台ではないだろうか。
