Core Ultra 7 265KFとRTX 5070Ti、ケースはCoolerMaster「MasterFrame 600 Silver」を採用
黒でも白でもないアルミでシルバーのゲーミングPCの唯一無二感がスゴい、ケースに合わせたパーツ構成にも注目
2025年09月08日 11時00分更新
デスクトップパソコンのデザインは黒色や白色が一般的だ。最近は、白色の人気が高まっているが、パソコンショップSEVENが、新たに銀色のケースを採用したBTOパソコンを発売するという。
「ZEFT Z57CM」と名付けられた銀色のゲーミングパソコンがそれだが、このモデルははたしてどのようなマシンなのか、同社の中嶋 孝昌氏、真重 翔氏、中條 拓海氏に本機の特徴や開発の裏話などを伺った。
ZEFT Z57CM
https://pc-seven.co.jp/spc/28694.html
価格(税別):39万9800円、価格(税込):43万9780円
| ZEFT Z57CMの主なスペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265KF(Pコアベースクロック3.9GHz、Pコア最大クロック5.4GHz)、20コア(Pコア8基、Eコア12基)/20スレッド、Intel Smart Cache 30MB |
| CPUクーラー | NZXT「Kraken Plus 360 RGB White」 |
| グラフィックス | GALAX「RTX 5070Ti White」 |
| メモリー | G.Skill「Trident Z5 RGB DDR5 32GB」(16GB×2) |
| ストレージ | 2TB M.2 SSD(Crucial「T500」、PCIe 4.0) |
| マザーボード | ASRock「B860 Steel Legend WiFi」(Intel B860チップセット) |
| 光学式ドライブ | - |
| 通信規格 | 有線LAN(2.5GBASE-T)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
| PCケース | CoolerMaster「MasterFrame 600 Silver」 |
| 電源 | Silverstone「DA850R Gold White」(定格出力850W、80PLUS Gold認証) |
| OS | Windows 11 Home(64bit) |
アルミニウムを用いた銀色が光るモデル
黒、白に続く新たな選択肢
──今日はよろしくお願いします。まずは、ZEFT Z57CMのコンセプトを教えてください。
中嶋 孝昌氏(以下、中嶋氏):ZEFT Z57CMの最大の特徴は、ケースにCoolerMasterの「MasterFrame 600 Silver」を採用している点です。このケースは名前に“Silver”と入っていることからも分かるとおり、デザインが銀色になっているモデルです。完全な銀色ではなく、白色も織り交ぜたデザインとなっているのですが、従来の黒色と白色に加えて、新たな選択肢として銀色のモデルをご用意しました。ですので、ZEFT Z57CMは銀色がお好きという方や、黒や白以外のケースがほしいという方にアピールしていきたいと思っています。
真重 翔氏(以下、真重氏):スペックの話をさせていただきますと、ZEFT Z57CMはインテルCPUで組んだフルカスタマイズモデルという位置付けです。各パーツにこだわっていますので、ゲームプレーはもちろんのこと、配信や動画編集などさまざまな用途で活躍できるマシンに仕上がっていると自負しています。
──確かに御社の製品として銀色のモデルは初めて見た気がします。
中嶋氏:少なくとも僕が入社してからは、銀色のモデルは初めてですね。このMasterFrame 600 Silverは、アルミニウムを使用していまして、素材そのままの質感が押し出された高級感のあるケースです。
真重氏:最初にこのケースを見た感想としてはかっこいいなと思いました。フレームの部分はアルミニウムの質感がよく表れており、メタリック感を好まれる方に喜ばれるんじゃないでしょうか。また、サイズ的にはミドルタワー型になりますので、25インチや27インチクラスのディスプレーと並べて机上に置いたときに、手ごろなサイズ感にまとまっています。
──アルミニウムというと材質的に“柔らかい”というイメージがあるのですが、MasterFrame 600 Silverの剛性は問題なかったのでしょうか?
中嶋氏:MasterFrame 600 Silverは外骨格フレームという、中に柱を置かず外側のフレームを用いて囲むことで強度を維持する設計になっています。また、フレームの角も丸くする工夫もなされていますので、その外観はかなり気に入ってます。







