銀行振込をベースにしたキャッシュレス決済、銀行口座間決済サービス「Pay By Bank」正式リリース
株式会社BANKEYは7月31日に、銀行口座間決済サービス「Pay By Bank(ペイ・バイ・バンク)」の正式提供を2025年7月から開始したことを発表した。「Pay By Bank」は銀行振込をベースにした新たなキャッシュレス決済インフラだという。
銀行振込の場合、請求側(代金を受け取る側)は支払い側の振込手続きを待ち、入金確認を行うといった作業が発生する。「Pay By Bank」では、請求側が支払側にリアルタイムで請求を通知し、支払側は簡単な手続きで自身の銀行口座から支払いを完了させる仕組みだという。安価な決済手数料と入金確認などの作業を自動化できるとのこと。
「Pay By Bank」では、入金確認や現金管理など従来の銀行振込や現金決済に伴う煩雑な業務を効率化。決済金額にかかわらず、1件あたりの固定料金で利用可能とのこと。導入は自社サービスの請求プロセスにAPIを組み込むのみだという。導入審査も含めて最短1カ月で利用を開始できるとしている。メガバンクだけでなく、地銀・信金を含む幅広いネットワークからの決済に対応しているとのこと。
現在「Pay By Bank」はAPI連携型のみの提供だが、同社では今後、ポータル型画面による「個別請求機能」の提供を通じて、Webシステムを持たない企業でも導入可能な仕組みを構築し、回収業務のDXを推進していくとしている。

























