面白いのは、この変形という利点を生かして、複数の線材をキャッチすることも可能なこと。例えば、8線のLANケーブルを一度にカットしても、8本すべてをキャッチしてくれます。
また、被覆をむいたより線を切ると、芯線がバラバラと飛び散ってしまいますが、つかめるニッパーならそのほとんどをキャッチできます。
このように、まとめてカットしたいときにも活躍してくれますが、気を付けたいことがあります。それは、切断できるサイズ、パッドがキャッチできるサイズに限界があることです。
直径が2mmくらいまでであれば、サイズが小さな「TH-125NC」や「TH-125CNC」が向いています。また、小回りがきくので、電子工作で部品のリード線を切る場合も、こちらがオススメです。
これに対し、直径が2mmを超える線材、複数の線材を一度にカットしたいというのであれば、サイズが大きな「TH-150NC」や「TH-150CNC」を使うほうがいいでしょう。
●2種類の刃は用途で使い分ける!
薄刃タイプと強力タイプの大きな違いは、刃のつけかた。
薄刃タイプの「TH-125NC」や「TH-150NC」は、主に内側を削って刃がつけられており、外側はフラットとなっているのが特徴です。これと違って強力タイプの「TH-125CNC」や「TH-150CNC」は、主に外側が削られており、内側は少しだけ削られた形になっています。
薄刃タイプは内側しか削らないため、より大きく削る必要があります。そのため、(タイプ名通り)若干ですが刃が薄くなっており、硬いものや太いものが不得意。その代わり、外側がフラットなのでギリギリを切ることができ、切り残しが少ないという点がメリットです。
強力タイプは両側から削るため、刃が分厚くできるのが特徴。これにより、固いものや太いものもがカット可能になります。デメリットは、薄刃タイプと違ってギリギリで切れないため、切り残しが大きくなりがちになるという点でしょうか。

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