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熱中症対策などに向け空気環境をモニタリング 「CO2・温湿度モニタリングソリューション」提供開始 

 CYBERDYNE Omni Networks株式会社は7月17日に、LoRaWAN対応センサーを活用した「CO2・温湿度モニタリングソリューション」の提供開始を発表した。同ソリューションは、LoRaWAN無線通信技術を用いて、CO2濃度・温度・湿度をリアルタイムに取得・表示・管理できるとのこと。学校やオフィス、医療・介護施設、工場、倉庫、商業施設など、さまざまな空間における空気環境の可視化を通じ、感染症対策や熱中症予防をサポートするという。

 同社によると、CO2濃度の上昇は感染症の空気感染リスクや集中力の低下につながるほか、温湿度の上昇とCO2の蓄積が重なることで熱中症リスクが増すという。

 同ソリューションでは、WebダッシュボードでCO2・温度・湿度のデータをリアルタイムで可視化。異常があればアラートを通知するほか(※アラート通知は標準仕様ではCO2のみ対応)、センサーの電池残量や通信状況を把握でき、トラブルの未然防止を図るとのこと。過去の計測データはCSVファイル形式などで出力でき、傾向分析や報告資料の作成にも活用できるという。

 また、同ソリューションで活用するLoRaWAN(Low Power, Long Range)通信は省電力・長距離・多数接続に優れたIoT向け無線通信技術で、従来のBLEやWi-Fiではカバーが難しかった広い施設や配線困難な空間でも設置しやすいという。

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