メルマガはこちらから

PAGE
TOP

メニューの写真からAIが5言語に翻訳 個人経営飲食店向けメニュー翻訳サービス 「Selections」β版リリース

 デザインエッグ株式会社は7月10日に、個人経営の飲食店に向けたメニュー翻訳サービス「Selections(セレクションズ)β版」をリリースした。個人経営店のメニューやこだわりを5つの言語で表示するという。

 同社によると、訪日外国人旅行客が増加する中、外国人旅行客たちは寿司や焼き鳥などSNSで収集した日本の食事を楽しみにしており、コンビニ商品のおいしさや大手企業が手がける店舗の安定感にも感動しつつ、個人経営の穴場的な飲食店にも魅力を感じているという。その一方で、個人経営の飲食店は、言語の壁により、来店客と十分なコミュニケーションが取れずに苦慮する様子が見受けられるとのこと。

 メニュー翻訳サービス「Selections」β版は、予算の少ない個人経営の飲食店に向けたサービス。メールアドレスでログインし、メニュー表の写真を撮って送信すると、AIが文字認識や翻訳を実施。スマートフォンで閲覧できる5言語のメニュー表とQRコードが完成するという。対応言語は英語、中国語、スペイン語、タイ語、韓国語。対応する飲食ジャンルは寿司、焼肉、焼鳥、ラーメン、居酒屋、和食、洋食など多様なジャンルの飲食店に対応するとのこと。使用料は無料だという。

 また、メニューの翻訳だけでなく、「いただきます」「ごちそうさま」などの表現や日本の独自の食文化も伝えられるとしている。

 同社では「Selections」を通じて、料理メニューとともにその背景にある文化やこだわりなども伝えることで、来店客と飲食店の双方に喜びと満足をもたらし、飲食文化の継承に寄与するとしている。

■関連サイト

合わせて読みたい編集者オススメ記事