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COMPUTEX TAIPEI 2025レポート 第52回

1年かけて進化したフルタワーケース「EVOLV X2 MATRIX」

“美しさ”と“スマートさ”に注目! Phanteksの新しいPCケース/簡易・本格水冷CPUクーラーをCOMPUTEXで見てきた

2025年05月30日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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Phanteksのプライベートショールームを見てきた

 COMPUTEX TAIPEI 2025に合わせて、Phanteksはグランドハイアット台北にプライベートショールームを展開していた。そこにお邪魔できたので、展示してあった製品について紹介しよう。

1年越しで進化した裏配線マザーボード対応ケース

「EVOLV X2 MATRIX」。従来モデルと比べてLEDを搭載している

 最初に紹介してもらったのが、フルタワーケース「EVOLV X2 MATRIX」。昨年展示してあった「Evolve X2」の進化版となる。裏配線マザーボードに対応し、ケーブルレスでスッキリとした見た目のマシンを自作できるのが特徴。ピラーレスで、かつ前面と左サイドだけでなく、右サイドにもガラスパネルを採用している。

 それだと、右サイドのケーブルが丸見えなのでは? と思うかもしれないが、そこはしっかりとカバーが用意してあり、隠せるようになっている。

ケーブルを隠すカバーが採用されている

開けるとケーブルをメンテできる

 そして、今年のモデルで新たに採用されたのが、底部に設置されたLEDだ。展示機では、CPUとGPUの温度、時計が表示されており、前面部分ではカニが行ったり来たりしていた。加えて、ただLEDを搭載するだけでは眩しすぎるので、布で覆うことで少し明るさを抑えたそうだ。

CPUとGPUの温度、時計が表示されていた。ケース内に埋まった3連ファンも印象的

専用ソフトウェアでカスタマイズできる

従来モデルのEvolve X2と同様の排気口を天頂部に採用。ケースの左側に座った際に、温かい空気が当たらないように右に流れる構造になっている

 隣には、ミドルタワーのピラーレスケース「XT VIEW MATRIX」も展示されており、こちらもEVOLV X2 MATRIX同様底部にLEDを搭載。こちらは「PHANTEKS COMPUTEX」という文字が横に流れていた。なお、このLEDの制御は、専用ソフトウェアから可能となっている。

「XT VIEW MATRIX」

ホワイトモデルもある

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