不審なネット広告やDMをスクショでリスクチェック 電話・ネット詐欺対策アプリ「Whoscall」、「コンテンツチェック機能」提供開始
Whoscall株式会社は、同社が展開する電話・ネット詐欺対策アプリにおいて、インターネット広告やDM、ウェブブラウザのスクリーンショットの画像から、詐欺リスクを判別する「コンテンツチェック機能」を5月20日から提供開始したと発表。電話番号やURL、テキストに加えて画像でも詐欺リスクのチェックするという。
「Whoscall」は台湾発の電話・ネット詐欺対策アプリ。不審な番号からの着信やショートメッセージ(SMS)、危険性のあるウェブサイトを検知するという。同社によると、世界31の国や地域にサービスを展開しており、各国政府や警察、情報機関と連携。26億件の電話番号データベースを有し、AI技術を用いて詐欺で利用される電話番号や危険性のあるウェブサイト(URL)を検出するという。
今回提供開始した「コンテンツチェック機能」は、SNSなどにも表示されるインターネット広告やスマートフォンに届いた不審なメッセージ、ウェブサイトをスクリーンショットで撮影して画像をアップロードすることで、AIが詐欺かどうかを判定するという機能。テキストをコピー&ペーストしたり、URLを手動で調べたりする必要なく、手軽にリスクチェックを行えるとのこと。
特徴として挙げられているポイント以下の通り。
①スクリーンショットの画像だけで、簡単に詐欺リスクチェックが可能。増加する「SNS型投資詐欺」対策にも有効
②ウェブブラウザやSNS上の広告、SNSのDM・メッセージアプリ、SMSなどで表示されたテキスト・URL・画像から判定
③投資・副業に関する広告、荷物受取に関する宅配業者を騙るメッセージ、銀行・証券会社を騙るメッセージなど、多様な詐欺に対応
④電話番号やURLだけでなく、表示されている文章の内容・画像をAIで総合的に解析し、数秒で詐欺リスクを判定
⑤リスクを判定するだけでなく、その判定理由や関連する事例やニュースとともに表示
⑥(※後日実装予定)SNSシェア機能により、検出結果をLINEやSNSで簡単にシェア可能。周知することで、詐欺リテラシーの向上に貢献
利用方法は「Whoscall」のアプリ(iOS/Android版)をダウンロードして、アプリ内の「チェック」をタップし、スクリーンショットをアップロードすると、詐欺の危険性を「詐欺」「疑わしい」「安全」などリスクレベル別に判定するという。


























