ASRockのマジ推し、台湾で炸裂
ASRockは、5月23日まで台湾で開催中の「COMPUTEX 2025」に出展している。同社のブース内には自社の最新マザーボードをはじめとした多彩なPCパーツや周辺機器が並んでいた。
その中でも、ひときわ熱のこもった紹介を受けたのが、クリエイター向けのハイエンドマザーボード「X870 TAICHI CREATOR」。営業担当の原口さんはテンション高く、本製品への並々ならぬこだわりと期待を語った。まさにマジ推しの一品!
光らない、でも最強のマザーボード
「X870 TAICHI CREATOR」は、最新のAMD Ryzen 9000シリーズをはじめとした幅広いCPUに対応したハイエンドマザーボード。21フェーズの電源設計(80A SPS)で安定性を確保し、DDR5メモリースロットを4基搭載。高速処理が求められるクリエイティブ用途にも耐えうる仕様だ。
PCIe 5.0×16スロットを2基、PCIe 3.0 ×16を1基備え、ハイエンドGPUを2枚差せる構成も魅力。USB4 Type-CやHDMI出力、Realtek ALC4082による7.1chオーディオとNahimic Audioも採用され、拡張性と音響面でも抜かりなし。M.2スロットはGen5×2、Gen4、Gen3と豊富で、高速なデータ転送環境を提供する。
原口さんは「3000枚は売れる(売れてほしい!)」と本製品を熱烈にアピール。あえて光らないというシンプルな外観に、アクリル板は自由にカスタマイズ可能。お気に入りのキャラクターを印刷して“推しマザボ”化してほしいとの提案もしており、機能性と遊び心を両立した一枚だ。
「もっとこうしてほしい」を反映
ユーザーファーストで生まれたハイエンドマザー
性能だけでなく、デザイン性や実用性、そしてユーザーごとの個性まで考えた「X870 TAICHI CREATOR」は、ASRockが本気で送り出すハイエンドマザーボード。原口さんの熱烈なアピールも相まって、まさに「これがイチオシです!」というメッセージが真っ直ぐに伝わった。
このマザーボードは、クリエイターユーザーの「この機能を付けてほしい」「もっと拡張してほしい」といった意見を反映して生まれたと、原口氏は語った。ユーザーの声を丁寧に汲み取ってデザインされた意欲作。2025年に注目すべき一枚だ。
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