採用広報ツール「talentbook」、AIが不適切表現を自動検出する「広報チェックAI」機能リリース
talentbook株式会社は5月19日に、同社が開発・運営する採用広報ツール「talentbook」において、社員インタビュー記事内の不適切表現をAIが自動検出し、修正を支援する新機能「広報チェックAI」のリリースを発表した。
同社によると、SNSの普及やコンテンツ発信量の増加に伴い、企業ではコンテンツの表現チェックが追いつかず、不適切な表現を含んだままの記事が公開され炎上してしまうリスクも高まっているという。
法人向け採用マーケティング支援サービスを提供する同社では、プロ編集者のインタビュースキルと記事執筆スキルを搭載した独自AI機能を開発。新卒採用やキャリア採用などコンテンツの目的に沿った質問を自動生成し、AIの質問に対して音声入力するのみで、取材後数分で原稿が完成するという「社員インタビューAI」を2024年12月にリリースし、インタビューから記事制作までの工数を削減し、採用広報活動の効率化を支援してきた。
今回「talentbook」のAIシリーズ第二弾として「広報チェックAI」をリリース。コンテンツの「制作」から「品質担保」までを総合的なサポートを提供する。
「広報チェックAI」では、文脈を考慮したAIによる表現チェックや、『記者ハンドブック』に記載の「差別語・不快語」188語をもとにした差別語や不快語などに関する指摘のほか、『記者ハンドブック』をもとに定めた「talentbook」独自の表記ルールに基づく推奨表現の指摘などを行うという。
また、自動チェックによる重要な指摘部分が修正されないまま記事が公開されてしまうのをブロックする機能も備え、炎上リスクの回避を図る。「広報チェックAI」では、「社員インタビューAI」で作成されたコンテンツも含め、talentbook CMS上のあらゆるコンテンツを対象に不適切表現のチェックを行うという。

























