基本スペックが高いだけに、今後の発展に期待
特に、中国圏のAI企業には、オープン化に積極的なところも少なくありません。DeepSeekがオープン化で知名度を上げたように、全世界にユーザーを広げるための有力な手段になっているようです。実際、反応しているのも中国圏の人たちが多い印象ですね。ただ、単に公開しただけではコミュティの形成は進まず、やはり品質と使いやすさの両方に、広がる適切なタイミングにローンチしないと、国際的な広がりを生むには限界があるようです。
画像生成AIの世界は、すでに技術的には古いものになりつつあるのに、Stable Diffusion XLが特にアニメ系では未だに高い支持を受けている状況があったり、実写系だとクラウドサービスのMidjourneyが圧倒的に強い状況強が続いています。また、Flux.1も実写系では強く、リリースから半年以上経ったことで、コミュニティが定着して様々な派生ツールも作られつつあるという状況があります。HiDreamは基本性能が高いものの、まだ人を選ぶ環境であることは間違いなく、今後の発展に期待という状態です。
筆者紹介:新清士(しんきよし)
1970年生まれ。株式会社AI Frog Interactive代表。デジタルハリウッド大学大学院教授。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。ゲームジャーナリストとして活躍後、VRマルチプレイ剣戟アクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」の開発を主導。現在は、新作のインディゲームの開発をしている。著書に『メタバースビジネス覇権戦争』(NHK出版新書)がある。
※お詫びと訂正:初出時、サービス名の記載に誤りがありました。訂正してお詫びします。(2025年5月20日13時13分)
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