1画面1コンテンツ構成とスワイプ操作でユーザーの行動を可視化 スワイプ型LP「スワイプリーチ」リリース
株式会社YCグループは5月15日に、ユーザー行動の可視化とABテスト機能を標準搭載したスワイプ型ランディングページ「スワイプリーチ」の正式リリースを発表した。1画面1コンテンツの構成とスワイプ操作で画面を進めていく形式を採用し、離脱率・CTAクリック率などユーザーの行動履歴を1画面ごとに可視化するという。
「スワイプリーチ」は、スマートフォンユーザーが日常的に行うスワイプ操作をLPに応用したUX設計を採用。1画面=1コンテンツの構成にすることでユーザーの読み飛ばしや離脱を防ぎ、各ブロックの閲覧データをもとに効果的な改善を図り、広告成果の最大化と運用効率を同時に向上することを目指すという。
同社によると、スワイプ操作はスマートフォンユーザーの行動として定着しているが、従来の縦型のLPは多くの情報量を掲載できる一方でユーザーに途中で離脱されてしまい、最後まで読んでもらえないという課題があるそうだ。この課題を解決する手段として、「1コンテンツ=1画面」で「スワイプで次に進む」というUX設計を採用した「スワイプリーチ」をリリースしたという。
スワイプUI構成を採用することで、ユーザーが順序立ててコンテンツを読む構造を実現するとともに、各ブロックの離脱率・クリック率・到達率を可視化。ユーザーがどこで止まったか、どこに改善の余地があるかなどを数値で把握できるようにするという。
同サービスの主な特徴という分析機能では、ユーザーの閲覧データを1画面ごとに可視化でき、離脱率・CTAクリック率などの詳細データをもとに、どのコンテンツの効果が高いかを定量的に把握できるという。これにより、感覚に頼らず数値に基づき、効果的な改善が可能になるとしている。
また、ABテスト機能を備えており、1画面ごとの差し替えや画面順序の変更といった「ブロック単位」での細かなテスト設計ができるとのこと。各ステップのCTAクリック率や離脱率などの詳細データを比較し分析することができるという。
分析の結果をもとにLPの改善を手軽に行えるのこと。従来のLPのようにページ全体をコーディングし直す必要がなく、画面単位で差し替えたり並び替えたり、非表示にしたりできるという。同社では今後、「スワイプリーチ」について、スマホ特化型のLP制作にとどまらず、SNS連携や購買導線との組み合わせによる「行動を促すLP」に発展させていきたいとしている。



























