初めての旅行先でもおすすめスポットから宿まで提案 AI旅行計画アプリ「ぷらる」宿検索機能などリリース
株式会社Plaruは4月30日に、AI旅行計画アプリ「ぷらる」において、観光地選びから宿探しまでをワンストップで完結するという宿検索機能のリリースを発表。あわせて宿泊施設・観光事業者向けに、観光データを活用したマーケティング支援サービスの提供開始を発表した。宿泊施設・観光企業との連携を目指し、地域活性化の加速を図るという。
AI旅行計画アプリ「ぷらる」は、旅行プランを作成するAI旅行計画アプリ。旅行者が出発地（空港など）と到着地（宿泊施設など）、時間や趣味・趣向を入力すると、実際の旅行に合わせたプランを提案する。
今回リリースした宿検索機能では、旅行者が初めて訪れる地域で「どのエリアの宿を予約したらいいか」という悩みに着目。地図上でその地域の代表的な観光スポットをランキング形式で把握してエリアを決定し、その範囲内で最安値の宿泊施設を検索する、という宿泊施設の検索機能を備えたという。
さらに、既存の旅行ルート提案機能と組み合わせることで、出発地（空港など）や到着地（宿泊施設）、趣味、時間から、パーソナライズされた旅行ルートを自動で作成し、旅行計画の立案をワンストップで完結するとのこと。特に“タイパ重視”の旅行者層をサポートするという。
宿泊施設向け観光マーケティングサービスでは、観光客ニーズを把握するデータ活用サービスとプロモーション支援を行う。データ活用サービスでは、旅行者の趣味嗜好や行動パターンを可視化してニーズを把握することで差別化の起点にする。プロモーション支援においては、地域おすすめ施設としてアプリ内で魅力を紹介、公式HPの閲覧・予約への誘導、データによる効果検証まで支援するという。これらにより、宿泊施設の直接予約比率の向上や、地域全体の観光消費額の増加を目指すとしている。
