米をベースに32種類の栄養素を配合した常温保存可能な“完全栄養ごはん”「おにもち」正式発売開始
株式会社vitomは3月19日に、常温保存可能な完全栄養食「おにもち」の正式発売開始を発表した。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」に基づき、32種類の栄養素を配合。米をベースにしており、保存料を使用せず、常温で1年間保存可能という。
「おにもち」は23種類の食材を使用し、保存料を使わず、栄養バランスを実現しているという。米を主原料に、炊き込みご飯のように素材の旨味を米に吸わせる調理法を採用。これにより、美味しく食べられる“完全栄養ごはん”を実現しているとのこと。また、もち米を配合していることから白米のみよりも腹持ちがよく、内容量は130g(お茶碗大盛り1杯分)で、一般的なおにぎり(約100g)よりも食べ応えがあるという。
同社では、仕事や生活の忙しさから「短時間で簡単に食事を摂りたい」というニーズが近年増えているとし、こうした現代の食習慣に寄り添い、短時間で手軽に栄養を摂取できる食品として開発したという。
同製品は2024年7月にクラウドファンディングで試験販売を行い、3,100個を完売。味・食感・パッケージを改良し、正式リリースに至ったという。同社サイトにて販売しているとのこと。今後、「おにもち」は外出先でも手軽に栄養補給ができる食品としてラインアップの拡充を図り、食の利便性を追求していくとしている。
vitomは「Do the right thing - 人として正しいことをする」を企業理念とするFoodTechスタートアップ。食品業界の持続可能性と信頼性の課題に取り組み、独自の保存技術を活用して「持続可能な食品業の実現」を目指しているという。


























