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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2231回

プロトタイプから判明

アップル、折りたたみ「iPad Pro」にディスプレー内蔵型Face ID搭載か

2025年03月18日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが開発中の折りたたみiPad Proのプロトタイプには、ディスプレー内蔵型のFace IDが搭載されているという。中国のSNS微博(weibo)のリーカーDigital Chat Station氏が3月10日に伝えた。

 同氏によると、アップルの開発機の1つは18.8インチの折りたたみスクリーンを搭載し、「金属製の超構造レンズ」によってFace IDの受信機と送信機の部品を統合し、ディスプレー内蔵型の顔認証を実現している。

 ディスプレーサプライチェーンコンサルタント(DSCC)によれば、アップルは有機ELディスプレーを搭載した18.8インチの折りたたみiPad Proを2027年に発売する計画があるという。

 このほか、アップル関連の著名アナリストのミンチー・クオ氏も、LGが2025年第4四半期に18.8インチまたは20.2インチの折りたたみスクリーンを持つMacBook向けディスプレーパネルの量産を開始することを目指していると伝えている。

 さらには米メディアBloombergのMark Gurman記者も開発中の折りたたみiPadについて言及しており、「巨大な」タブレットが2028年にローンチされるとしている。同記者によれば、アップルは折りたたみデバイスにしわができないよう、単一のガラス片のように見せたいと考えているという。

 なお、アップルは折りたたみiPhoneも2026年後半リリースに向けて開発しているが、こちらはサイドボタンに統合されたTouch IDを搭載する見込みだという。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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