日本一ソフトウェアは3月14日、新作発表会「日本一ソフトウェア UNTITLED//」を配信。「風雨来記」シリーズ最新作「風雨来記5」が7月31日に発売決定したことと、5本の完全新規タイトルを制作中だと発表した。
番組では、新たに代表取締役社長に就任した猿橋健蔵氏が登場。「新しいチャレンジ」を掲げ、驚きをもったIPを生み出す情熱をアピールしつつ各タイトルを紹介した。
ここでは、新プロジェクトの情報についてまとめていこう。
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●プロジェクトネーム「Curse(カース)」
2025年発売予定
1作目は「呪い」をコンセプトとしたコマンドバトルRPG。プレイヤーは、呪いに蝕まれつつある街を救う冒険者となり、秘宝が眠るダンジョンへ挑む。
ダンジョン内では、敵の攻撃や宝箱の罠、特定の場所などさまざまなシチュエーションで呪いを受けることになる。
呪いはデメリットだけでなく、街で浄化するとプレイヤーを強化できる。どこまで呪いに耐えて進むべきか退くべきか、苦しい選択を迫られるという。
●プロジェクトネーム「GOBBLE(ガブル)」
2025年発売予定
2つ目は横スクロールアクションゲーム。年に1度の全社をあげての企画コンペから生まれたとのこと。
舞台は魔王が倒され平和になったはずの世界。主人公の少年は突如現れたモンスターから追われる中、人の言葉を話す「鎌」と偶然出会う。鎌は倒した敵を喰らうことで敵の能力を奪える「捕食」を使える。
本タイトルはアメコミ風な演出やカートゥーン調のアニメーションが特徴的。敵を攻撃した時や倒した時、イベント発生時など随所にちりばめられた絵作りにも注目だ。
●プロジェクトネーム「凶乱(きょうらん)」
2026年発売予定
3つ目はアクションRPG。開発責任者に美濃羽俊介氏、キャラクターデザインに原田たけひとさん、音楽に佐藤天平さんという強力な布陣で開発。
舞台は多様な魔物が群雄割拠する広大な世界で、主人公は傭兵。得意な武器や特殊技を駆使して魔物たちを一掃し、ステージの最後に待ち受ける巨大なボスに挑む。
また、プレイヤーのアクションスキルだけでなく、レベル9999、億超えのダメージなど、アクションRPGとは思えないキャラクター育成要素や、仲間にした魔物を戦闘中に武器として使用するなどの要素もあるという。
●プロジェクトネーム「連呪(れんず)」
2025年夏発売予定
4つ目はホラーアドベンチャーゲーム。純粋な恐怖としての「呪い」をテーマに制作されている。
恐ろしい都市伝説や噂話を集めては記事にするオカルト雑誌ルポライターの主人公。ある日、死の呪いの噂を聞きつけ、心霊スポットへ向かうと、恐ろしい怪異に出会い、呪われてしまう。死のカウントダウンが迫る中、プレイヤーはこの呪いの謎を解く手がかりを探すことに。
探索が進むにつれて侵食していく呪い。刻一刻と迫りくる死の呪いから、逃れられるだろうか。
●プロジェクトネーム「シニガミ姫」
2026年発売予定
5つ目はアクションアドベンチャーゲーム。絵本のような世界をテーマとして発売した「嘘つき姫と盲目王子」「わるい王様とりっぱな勇者」に続く、大人も楽しめる絵本シリーズの第3弾タイトルとなる。
キャラクターデザインは小田沙耶佳氏、企画・シナリオは、城花健人氏が担当。過去のふたつのタイトルよりも異質でダークな世界が描かれるという。絵本の世界ならではのアクションと物語を楽しめる。
一挙に5本もの新規プロジェクトを発表した日本一ソフトウェア。今後の動向に注目しよう。
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